政党ウォッチング(第八期)
   −    2010/08/13-21:32:02
民主党、自民党の二大政党に加えて小党乱立の時代となりましたが、国民のための政策・国造りを為す政党か、それとも政官業のための政策・国造りの政党か、或いは国家のための政策政党か、党名に騙されないように党内外の動きをウォッチングして行きましょう。

0078 お門違いな岡田幹事長の謝罪 厚願の美少年 2011/07/22 00:42
  21日に民主党岡田幹事長は「09マニフェスト(政権公約)は見通しが甘った」と国民に謝罪したと各メディアは報じている。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110721/k10014365711000.html
0077 菅首相「無理心中解散」を否定 厚願の美少年 2011/07/10 10:44
  7月10日のAM7時半からのフジTV報道2001によれば、菅内閣の支持率16%、民主党支持率10%と報じている。調査方法は定かでないが当たらずとも遠からずであろう。一方7月8日の衆議院本会議で菅首相はみんなの党の質問に、「脱原発解散を否定」したとアサヒコムは報じている。http://www.asahi.com/politics/update/0708/TKY201107080676.html?ref=any

「脱原発解散」と言えば聞こえは良いが、今どのような大義名分であれ、解散総選挙となれば首相自身の当選も危うく、民主党は惨敗し、政権与党から脱落することは明らかである。またフジTVの世論調査を観るまでもなく、このような状態で解散できるはずもなく、一体誰が菅首相に「無理心中解散」を煽っているのか。

それは民主党政権が続けば自民党政権時代の既得権益を奪われる政官業+メディアであることはウォルフロレン著(井上実訳)「誰が小沢一郎を殺すのか」も指摘しているとおりである。http://www.kadokawa.co.jp/wolferen2011/
0076 >こんな民主党に誰がした 厚願の美少年 2011/06/30 23:42
  菅政権は2010年代半ばまでに消費税を景気回復を条件に段階的に10%に引き上げることを政府与党の社会保障改革検討会議で決定したと報じられている。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E1E2E2E1938DE1E
0075 こんな民主党に誰がした 厚願の美少年 2011/06/20 08:09
  民主党は現在実施している看板政策の「こども手当」を自民・公明の要求で修正せざるを得ない状況に追い込まれている。その最大理由は本年度予算執行のために必要な赤字国債を発行するための特例公債法案をねじれた参議院で可決できずに店晒しにさせられているからである。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110531/mca1105310503002-n1.htm
0074 菅首相は真剣で自民党と勝負せよ 厚願の美少年 2011/06/10 11:50
  6月22日の会期が迫り、菅首相と自民党とのバトルはチキンレースの様相を帯びてきた。自民党は公債特例法案の拒否や参議院での問責決議案をちらつかせ、菅首相を何とか6月中に辞任に追い込みたいようである。しかし昨日の菅首相の国会答弁では瓦礫処理が終わる8月までは最低でも首相を続けたい意向である。

こうなると自民党がどのような手段を講じようが、首相は当面辞任しない考えのようである。震災復旧を人質にすれば、自民党が自分を辞めさせるための策を講じれば講じるほど国民の批判は自民党に向けられると見ているのであろうか。

しかしそうなればいよいよ野党の反発を招き法案は何も成立させられず、予算も執行できず、行政は立ち行かなくなる。それでも首相が辞任しないとならば、理論上はこの閉塞状態はいつまでも続き、秋の臨時国会も同じ状態が続くことになる。ここまでなれば大人しい国民も首相を辞めさせようとする自民党が悪いのか、辞めない首相が悪いのか、衆議院を解散して国民の声を問えとなる。

しかしそこで解散して民主党が選挙に勝利して、引き続き菅内閣を組閣できる確率はほぼ皆無であろう。現状は菅首相自身が当選出来るかどうかも不透明である。と言うことは首相には解散権という野党を追い落とすための伝家の宝刀はあるが、自分を斬りつけることになる刀は抜けないということであり、このチキンレースは結局菅首相が負けという予測がついているのである。即ち解散もできず辞職の覚悟もない首相はいくら長く地位に留まっても何もできないということであり、菅首相はそのことを洞察して先ずは23年度予算案執行のための公債特例法案成立とのバータ辞任を決意し、自民党と真剣勝負すべき時である。

昨日自民党の石破政調会長は、例え菅首相が辞任しても公債特例法案に賛成するとは限らないと記者会見で強弁しているが、首相が辞任することを条件にすればこの強弁は震災復旧を前にして世論には通用しない。自民党はやむなく公債法成立に応じざるを得なくなるはずである。

そこまで亘り合って鎬を削り、それでも公債法案に反対すると言われれば、初めて首相は説得力のある辞任拒否ができ、会期延長に言及し、目処がつくまで辞めないと開き直えるのである。首相は全国民のための23年度予算が執行ができる条件を整えずに、瓦礫処理もあるまい。公債法成立と引き替えに地位を捨てると公約して自民党と亘りあうべき時である。そうして初めて民主党も救われ、それが政党政治というものであろう。もっともそこまで約束しても公債法が成立したら、菅首相ならまた辞めないと言い出す可能性もなきにしもあらずだが、その先は推してしるべしであろう。

0073 動き始めたメディアのポスト菅選び 厚願の美少年 2011/06/06 00:32
  6月5日朝7時半からのフジテレビ系の新報道2001という政治討論番組を観ていたら、民主党前原前外務大臣が出演していた。観ているうちにポスト菅の首相には民主党から誰が適任かとのフジテレビの世論調査で前原議員がトップであることを紹介しながら、早くも前原議員をポスト菅として視聴者に売り込むような内容で前原議員も得意満面のようであった。

メディアは菅辞任は既に既定路線として、ポスト菅番組をスタートさせたと観て間違いないようである。メディアの思惑は自民党から政権を奪取した民主党の「国民生活第一」と「09マニフェスト」の理念に距離を置き、米国従属を志向するグループ、いわゆる菅路線を踏襲する政治家に上手くすり替えたいようである。

前原議員の場合外務大臣を辞任してから、菅政権には若干の距離を置き、最近では仲違いしている民主党の小沢・渡部の合同誕生会の幹事役を務めたりして小沢氏にも接近していることもビデオ紹介されていたが、これなども小沢、渡部の誕生会に名を借りた前原議員のポスト菅のための小沢氏への秋波であることは明らかである。しかし権力を握ればこれまでの反小沢の感情が牙を剥くことは菅首相と大同小異であろう。油断大敵である。

よって鳩山・小沢・輿石・原口グループも騙されないように一日も早くポスト菅候補を明確にすべきである。小沢氏もグループから推されれば民主党代表選に「国民生活第一、09マニフェストへの挑戦」を再度掲げて起つべしだと思う。そのぶれない政治姿勢は菅首相がぶれて自民党寄りの政治を指向して民主党の支持率を落としただけに、民主党シンパには前回以上の期待があると思われる。

時あたかも日本は震災復興、原発対応、財政赤字対応等々で官僚機構を政治主導で動かす強力なリーダシップが求められており、この資質を備えれいる政治家で小沢氏の右に出る政治家は民主党のみならず、自民党にも見あたらない。仮に小沢氏が強制起訴を気に掛けて代表選に出馬しないのであれば、グループの中から海江田経産大臣か原口前総務大臣かで一本化し、小沢氏と鳩山氏は幹事長、政調会長の重要ポストで補佐して行くべきであろう。何れにしろ鳩山・小沢・輿石・原口グループは菅首相がいつ退任しても構わない備えをしておくべきである。

余談であるが、今回は小沢氏本人は強制起訴され一見厳しい状況下にあるが、厚労省の村木局長事件での検察特捜部のフロッピーディスク改ざん事件以来、陸山会の秘書の逮捕も検察審査会の小沢氏強制起訴も小沢潰しのための検察のストーリではないかという疑念が世間にも広がり、国民の感情は以前とは大分変化しているはずである。また小沢氏自身も何もやましいことはないといっており、強制起訴は検察の起訴とは本質が違い、被告人は推定無罪の理念に立って堂々と立候補して、メディアの立候補批判には推定無罪の理念で反論すればよい。国難のためにはメディアのパッシンング何する者ぞの「気迫」を示して欲しい。

何れにしろ反菅グループとして誰をポスト菅に立てるのか急務である。そうでなければメデイアは菅、前原、野田グループの中から適任者を勝手に絞り込み、番組では反国民生活第一、反09マニフェストの政治、自民党との大連立に前向きな候補者が適任とのムードが盛り上げられ、小沢・鳩山・輿石、原口グループは無視されることは必至である。それは昨夕のテレビ朝日でもポスト菅は仙石、野田、前原、岡田、枝野氏等、現在菅首相を支えている政治家が下馬評に挙げれれていることでも明らかであろう。
0072 菅首相の往生際の悪さと側近の逃げ足の早さ 厚願の美少年 2011/06/05 07:46
  菅首相は民主党副代表の石井一氏との会談で、退任の時期を第二次補正予算と赤字公債関連法案の成立までと、述べたと報じられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110604-00000093-mai-pol

鳩山前首相が納得するかどうかは別にして、これであれば6月末に復興構想会議から一次答申が出て、1ヶ月ほど国会延長をすれば十分であろう。そうなると遅くて盆休み前には退陣と言うことになる。

鳩山前首相との覚書きに退任時期は書いていないとか、東電の工程表で原発が冷温安定状態になる来年1月迄とか往生際の悪あがきをせずに、最初から潔くそのように言っておけば印象も違った筈である。今更地位に恋々としないと言われてもイメージは払拭できまい。

一方菅首相を支えてきた岡田幹事長、枝野官房長官、安住国対委員長も昨日までの強気発言から急に首相の早期退陣を臭わしはじめ、座礁した船から救命ボートに我先に乗り移り始めたような逃げ足の早さである。何れも政治家として見苦しい、この点では自民党政治家の方がまだましである。

ところでこれからは菅内閣総辞職後を睨んで国民生活第一・09マニフェスト実行を政治理念とする鳩山・小沢・原口グループと民主党政権樹立時の公約をかなぐり捨て自民党の政策にすり寄る菅、前原、野田グループの路線争いが予想されるが、民主党党内事情だけで決まるとすれば、時の勢いで鳩山・小沢・原口グループが断然優位であろう。しかしネジレ国会打開に野党がどのような秋波を送り、キャスティングボートを握ってくるか、自民党内は若手とベテランでまちまちの様子でもある。何れにしろ最後は理念を裏付けにした政治力と人間関係力で合従連衡が決まってくるであろう。

余談であるが、朝日新聞は6月3日の社説で「■小沢氏を除名せよ ■旧世代は総退陣を」とわめいている。http://www.asahi.com/paper/editorial20110603.html
0071 菅首相と岡田幹事長は信用ならん 厚願の美少年 2011/06/04 01:05
  自民党提出の菅内閣不信任案が民主党の反菅グループの同調によってまさに可決されようとしている状況下で反菅グループを鎮めるために作成された窮余の菅・鳩山念書であることは明らかで、事実そのために圧倒的多数で不信任案は否決されたことは公然の事実である。

そしてそれは両院議員総会においての菅首相の挨拶の中での説明が舌足らずで不十分だったために、鳩山前首相が一番に発言を求め、首相と念書を交わした上で辞任を取り付けた旨を出席議員に説明し、その上で皆に不信任案否決の呼びかけをしたことが功を奏したこともテレビを見ていた視聴者にも疑いの余地はない。

そうであるからには鳩山前首相の言う退任時期に沿うのが当然であり、それに反論する菅首相、岡田幹事長の言い分は理不尽であり、社会通念上も通用しない。それが分からぬようでは人間失格であり、もう政治家としても信用できない。

また菅首相は自分の後は若い人に引き継ぎたいと言うが、80人以上の不信任案同調者を集めたのは小沢前幹事長であり、また不信任案否決に奔走したのも鳩山前首相でり、まだ民主党若手にこのようなことができるとは思われない。若手への引き継ぎは5年時期尚早である。そのようなことをしたら永田偽メール事件や小泉郵政選挙に為すすべもなく破れた悪夢が思い出され、政権を自民党に奪われるだけである。菅首相が今解散しても政権は維持できないのに若手では未だ時期尚早である。
0070 自民党は菅不信任を初志貫徹せよ 厚願の美少年 2011/06/03 12:54
  昨日の自民党・公明党他の内閣不信任案はどんでん返しで否決された。結局各党、各界、各層、国民に何らかの欲求不満を残し、政界独特の政治力学と利害得失に左右され、第一幕は当面治まるべき処に治まった感じである。

やはり指摘したとおり自民党は不信任案の提出が性急すぎた、他力本願の不信任案可決に賭けるのであれば、もう少し民主党の動きを見極めるべきであった。それより民主党の造反に頼らずとも菅首相を追いつめることができる23年度予算案の赤字国債発行の特例法案可否で進退を迫るべきであったのである。

一夜明けて自民党、公明党は今後の国会対策どうするのであろうか、一昨日谷垣自民党総裁は菅首相との党首討論で開口一番「首相を辞任してくれ」と述べ、また昨日の衆議院本会議では自民党の大島副総裁、石原幹事長、公明党幹事長は内閣不信任案提出の理由説明演説で菅首相に三行半を突きつけていた。そうであるならこのまま以後の国会で菅首相を相手に赤字国債発行特例法案は元より復興基本法案や第二次補正予算案を審議することは、党として筋が通ら通らない。被災地復旧復興の予算案成立とスピードアップには菅首相辞任が先決であることをメディアや被災地に訴え菅首相降ろしに専念すべきであろう。

そして今日からの参議院での質疑を通して菅首相では上記の法案審議は不可能であることを告げ、問責決議案を早急に決議して、後は再度民主党の出方を待つべきである。自民党参議院は山本、西田、世耕議員など衆議院より論客が揃って居るので今日の論戦に期待したい。
0069 腐った果実は自然に落ちる 厚願の美少年 2011/06/01 00:13
  自民党・公明党は一両日中に不信任案を提出する動きのようである。現段階では民主党の動きも不透明な筈なのに、どうして早まったのであろうか。不信任案提出は駄目で元々、いわゆる「駄目元」の位置付けで、それより赤字国債の特例法案に反対して民主党の23年度予算案を半身不随に追い込んだ方が菅政権にはダーメージが大きく、内閣総辞職は時間の問題と観たのであろうか。

そうであれば民主党の反菅グループも自民党には与せず、コンドルのように空を舞って内閣(獲物)が力尽きるのを待つ方がベターである。腐った果実は時間と共に自然に落ちる。(曲はコンドルは飛んでいく、ペルー民謡ユーチューブより)http://www.youtube.com/watch?v=M_gSydN_BYM
0068 自民党とは「与して同ぜず」が必要 厚願の美少年 2011/05/31 08:07
  「和して同ぜず」という格言の語源は論語のようであるが、今回民主党の反菅グループには自民党とは「与して同ぜず」を実践して貰いたい。

確かに今の日本は戦災復興に次ぐ戦後第二の国難(震災復興・原発被害対策・赤字財政・少子高齢化・若者の就職難等々)に遭遇しているといっても過言ではない。このような時期に菅首相のこれまでの対応と言道を見た場合、果たしてこれからも菅氏が首相に適任と言えるであろうか、今まさにそのことが民主党に問われている。特に直近の震災対策、分けても福島原発への対応は情報開示が後手後手となり、事実を隠蔽していたと思われてもやむを得ない。

ところで適任とは与党の内閣総理大臣として党是を踏まえて目の前の国難解決のために法案や予算案を国会で成立させる能力があるか否かということであろう。それに菅首相を照らして観ると不適任と言わざるを得ない。先ず党是(国民生活第一の政治と09マニフェスト)を無視して自民党の消費税増税にすり寄った結果、参議員選で過半数を失い、法案成立の必要条件を自ら失ってしまった。次にそのリカバリー策としての連立政権づくりも完全に失敗し、今では野党から内閣不信任案を突きつけられようとしており、今後の国会での法案成立は全く先が見えないのである。

第一次補正予算案は震災復旧のため野党も反対できなかったが、23年度本予算の赤字国債発行のための特例法案は未だに通過させることができず、野党が内閣不信任ー特例法案反対となれば、民主党としての初めての本予算は一部実行不可能となり内閣総理大臣失格である。また責任政党として民主党に投票した国民の負託に応えられないことになり、与党民主党内から菅首相不適任論が出るのは同然であろう。

特例法案は被災者への悪影響もあり、野党もいずれ賛成せざるを得ないとの読みであれば、赤字国債発行は震災頼みの本末転倒した政治と言うことになる。仮に野党が反対して一部予算執行ができなくとも総辞職しないとなれば、この先も行政は停滞することになり、与党も野党に与して辞めて貰うしかないであろう。

かつて鳩山首相と小沢幹事長は自らの政治と金の問題をメディアにクローズアップされ、支持率低下に見舞われた時には、自らの保身より党のために首相と幹事長職を辞任し、次の参議員選挙前には民主党の支持率を回復させたはずである。ところがその後を継いだ菅首相は参議員選で唐突に自民党の消費税増税10%に同調することを公約に掲げて敗北し、以後も民主党を支持した有権者を裏切る失政続きで、今日まで支持率は低下しっぱなしなのである。

しかも始末の悪いことに、国会で法案成立もままならない状態にありながら、一体この先政権にしがみついて何の法案が成立させられると言うのであろうか、もはや自身の保身のために政権にしがみついている状態であろう。ここはかつて鳩山首相と小沢幹事長が党を優先した身の処し方に菅首相と岡田幹事長は見習うべきである。

どうしても菅首相が自ら辞任しないのであれば、自ら辞任して党を優先した鳩山・小沢氏及びその場に立ち会った輿石氏は菅氏辞任を説得するに憚ることなかれである。それでも聞き入れられなければ党のためには造反有理であり、自民党の提出する内閣不信任案に与することもやむを得ないであろう。但し自民党とは「与して同ぜず」で接し、公明党、みんなの党、社民党、国民新党との連立を模索し政権を維持すべきである。きっと小沢氏ならそれが可能であろう。万一これに失敗したならば年末に新党を結成し次の衆議員選で捲土重来を期せばよい。

一方菅執行部は民主党から自民党の内閣不信任案に同調した者は除名するとか、万一内閣不信任案が可決されたならば菅首相は衆議院解散に打って出ると言っているが、どちらも単なる脅しに過ぎないであろう。なぜなら民主党を除名すれば今後の法案は益々成立させられなく成り、菅内閣が困るだけである。まして衆議院を解散すれば過半数はおろか、民主党は比較第一党にもなれないことは今の支持率から明らかである。

第一に先の都知事選で民主党候補を擁立できず、福島原発対策で信用失墜した東京都選出の菅首相が当選する保証もない。そのような状況下で菅首相が衆議院を解散できる筈がないではないか、むしろ岡田幹事長と安住国対委員長は冷静に状況を判断して民主党の墓穴を掘るような除名と解散は避け、菅首相に辞職するように説得すべきが役目なはずである。魚は頭から腐ると言うが全くその通りの様である。
0067 民主党の横粂衆院議員が離党届 厚願の美少年 2011/05/24 23:25
  民主党の横粂衆院議員といえば、小沢幹事長時代に小沢氏の政治と金の問題に随分反発していたように記憶するが、それでも離党届けまでの動きはなかったはずである。菅首相も反小沢の議員から見限られるようでは余命幾ばくもないのではなかろうか。その横粂議員が民主党に突きつけた三行半の内容は次のように報道されている。

『「党利党略・私利私欲の政治に耐えられない」などとして、菅総理大臣の政権運営への不満などを理由に離党したいという考えを伝えました。』
http://blogs.yahoo.co.jp/mvbzx0147/28691095.html

どうして横粂議員は離党する前に両院議員総会の開催を求め、菅代表の辞任動議を提出しないのであろうか。それとも「両院議員総会の開催」に一石を投じたと見ておこう。http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E0E1E2E0EA8DE0E1E
0066 菅首相不信任より菅代表不信任が先 厚願の美少年 2011/05/21 16:12
  野党が衆議院で内閣不信任案を可決するには与党民主党の一定数(約80議席)の賛成が必要であることは言うまでもない。連休前からこの可能性がメディアでも取り上げられているが、昨今の与野党の若手合同会議への民主党議員の出席者数を見ると、不信任案に賛成する議員数は確保できているようである。

あとはどのような理由でいつ野党が内閣不信任案を提出するかに焦点が移って来たようだ。そのような中、先日自民党の谷垣総裁と公明党の山口代表は時を同じくして、菅内閣が第二次補正予算案を今国会に提出しなければ不信任案を提出する理由になると言い始めている。それに対して菅首相は先日の衆議院予算委員会で第二次補正予算案は6月末の復興対策会議の第一次答申を待ってからにしたいと述べていたが、20日の参議院予算委員会の答弁では、必要であれば第二次補正予算案を今国会に提出することも検討すると微妙に舵を切り、野党の不信任案提出と民主党からの同調者=不信任案可決を意識しはじめたようである。

しかし民主党議員はこのような菅首相ののらりくらりの延命戦術を封じるためにも、でき得れば自民党の内閣不信任案に同調する前に、先ず党内で臨時両院議員総会を開き、菅民主党代表の不信任を決議をし、同時に新代表を選出すべきであろう。それでも菅首相が内閣総理大臣を辞職しなかった場合に、民主党が単独で菅首相の不信任案を衆議院に提出し独自に可決する策を目指すべきである。例え数が足りなくとも80議席あれば、これまで菅首相に退陣を迫っている野党も否応なく同調せざるを得ないであろうから、どの道菅首相の不信任案は可決されるはずである。仮にこの方法で内閣不信任案を可決できない場合には年末に新党を立ち上げればよい。

上記の方法は与党が造った内閣総理大臣を不信任とする前代未聞なことであるが、そもそも菅首相は民主党の「09マニフェスト」を棚上げして徹底した行政の無駄も削減せずに自民党の消費税増税論にすり寄り、09衆議員選に民主党に投票した有権者への裏切り者である。このような首相を引きずり降ろすことは当然であり、昨今の内閣支持率が是認している。そうすれば民主党へ投票した有権者の溜飲を下げることに繋がり、民主党に失望した有権者も再度戻ってくるであろう。

また次の新首相が民主党の「国民生活第一」の政治理念と「09マニフェスト」を野党に修正させられる可能性も少なくて済む。逆に野党主導の内閣不信任案に民主党議員が相乗りすれば、新内閣は野党に主導権を奪われ、結果菅首相が自民党に媚びを売る政策と大同小異になり、民主党のアイデンティティが失われる。菅首相不信任案提出に民主党が主導権を執るか、自民党が主導権を握るかの工夫が必要となる所以である。

ここもと通常国会の会期も残すところ約1ヶ月、これからが菅首相不信任の天王山となろう。そのような中にあって西岡参議院議長が公然と菅首相の退陣を求めはじめたことには賛否両論あろうが、議長である前に民主党議員として菅首相の理念無き行き当たりばったりの政策を見かねたからであろう。先ず野党の不信任案に迎合するのではなく、党内で菅民主党代表の不信認決議を成し、次に菅首相の不信任案を国会に提出し、自ら決起し自己完結することに繋がれば西岡議長の首相退陣論もそれなりの意義がある。

菅首相の11ヶ月を振り返れば、先ず鳩山内閣の普天間移転を白紙撤回し、寓直に「国民生活第一」の政治理念と「09マニフェスト」の実現に採り組むべきだったのである。民主党の国会議員も「国民生活第一」の政治理念と「09マニフェスト」に菅首相のこれまでの言行を照らしてみれば、09衆議員選で民主党に投票した国民に合わす顔はないはずである。それだけ菅首相の政党政治の在り方と行政の長としての政策遂行能力に問題有りということである。

仮に菅首相がそうしておれば参議員選にも負けることもなく、民主党もここまで支持率が落ちることは避けられたはずである。一方ではメディアのアンチ民主党のプロパガンダに対峙できず翻弄されたと言うことであろう。何れにしろ与党内を纏めきれず、ネジレ国会の解消にも失敗した菅首相では重要法案は何一つ成立させられず、国の行政のみならず地方行政も停滞し、その付けは国民が払わされ、次の衆議員選ではブーメランとなって民主党議員を直撃することを理解すべきである。

0065 人は風景ではない 流水 2011/05/02 10:55
  死刑になった永山則夫という男がいた。連続殺人犯として世間を騒がした人物だが、彼は刑務所の中で懸命に学び、「無知の涙」という本を書き、再度名を知られた。
当時、彼の犯行の動機として「風景論」を論じた人がいたが、「格差社会」が進行するにつれ、もう一度「風景論」が語られている。

永山の犯行動機としての「風景論」は、彼の目に映じた「風景」を克明に追って、その「風景」が彼の思想・精神に与えたであろう影響を探るという方向性が多かった。

今回の「風景論」は、人が単なる「風景」に変じてしまう世の中の趨勢に対して異議を申し立て、人を人として見る人間復権の姿勢を訴えるという側面が色濃く見える。

「人は風景ではない」。湯浅誠の言葉である。「すべり台社会」という言葉で知られるホームレス支援の活動家。彼がNHKの「ようこそ先輩」という番組で小学校6年生の子供たちに語った言葉。

この番組では、先輩がそれぞれの専門に関するユニークな授業を行うというコンセプトで放送されている。湯浅氏の授業は、子供たちが日ごろ気にかかっていた人々の人生を探る、という題材を与えられ、街に出かけ、様々な人々にインタビューし、それを発表するという形式で行われた。

湯浅氏は、まず給食員さんや芝生のメンテナンスをボランテイアでしている人、事務職員さんなどを教室に呼び、この人たちは何をしている人かを聞く事から授業を始めた。子供たちの答えは様々だったが、正解を出す子供は給食員さんやボランテイアに関してはゼロ。事務職員さんは、正解が多かった。

湯浅氏は、人の目は【制服】に左右される事。なかなか、制服を超えて、その人自身に及ばない事を説明した。そこで、それぞれの人をよく知れば、それぞれの人には、それぞれの人生があり、それぞれの職業やボランテイアをしている意味がある事を知る事ができる。
人は、「風景」ではない。人を「風景」として眺めるのではなく、人を人として見る事が大切だと説いていた。

子供たちは、街に出、彼らが興味を持った人々にインタビュー。それぞれの人にそれぞれの人生があり、それぞれの思いを抱いて生きている事を発見する。

湯浅氏は、そこからホームレスの人にもそれぞれの人生があり、それぞれの思いがある。ホームレスのような人生を送らないで済み、一人一人が人間らしく生きる事ができる社会を作る事が大切だと子供たちに説いた。

湯浅氏は、人を「風景」として眺めるのではなく、人を人として眺めるだけで、考え方が大きく変化する事を子供たちに分かりやすく教えていた。彼は教師ではないが、なかなか見事な授業をしていたと思う。

永山則夫の時代は、高度成長経済がはじまり、日本の風景が大きく変わり始めていたが、まだ「風景」が生きており、その中で生きる人間それ自体が信じられた時代だった。だから、永山則夫の犯行を生み出した「風景」の変容それ自体が論議の対象になった。

湯浅氏のそれは、産業的なものに絡めとられた「風景」それ自体が一色になり、人間もその風景に同化しつつある時代の「風景論」だと思える。

人間を「風景」の一部としてしか眺められない感性それ自体が「ファッシズム」への傾斜を物語る。湯浅氏の「風景論」それ自体が、彼の関心・活動をホームレス支援・派遣労働者支援などに傾斜せざるを得ない必然性を持っている、と読まなければならない。「人は風景ではない」という彼の姿勢は、「アンチ・ファッシズム」の立場を明確にしたものであり、人間の復権を示すものである。

今回の東日本大震災の復興で最も必要なのはこのような視点だと思う。大震災の避難民の人々や原発事故で故郷を奪われた人々にも、それぞれの人生があり、それぞれの生活があった。人それぞれの歴史を背負っている。
この人々の背負ってきた「歴史」そのものを【風景】の一部としてしか感じられない目線で、今回の復興策を考えてはならない。
0064 いつまで居座れるか菅首相 厚願の美少年 2011/04/28 08:54
  3月25日の参議院決算委員会で自民党、公明党は菅首相の福島原発への対応を見切って早期退陣を迫っていたが、その背景には統一地方選と同時に投票された愛知6区の衆議院補欠選挙で民主党は候補者を立てられずに不戦敗となり、一方自公は連携して自民党の候補者を当選させたことがあるように思える。

それに対して菅首相は震災、原発対策責任を自ら放棄して辞任することはないと答弁していたが、与党内や内閣政務官からも菅辞任コールが出始めており一寸先は闇の状況になりつつある。歴代の首相であればネジレ国会解消のための連立工作に失敗し、そのうえに衆議院でも与党が三分の二を欠いておれば、今後の法案成立の見込みも立たないことを悟り、解散総選挙か総辞職を選択するのが常道であろうが、菅首相には前者の選択肢は許されず、総辞職の意思もないようである。

即ち菅首相には震災対策で解散総選挙をする暇はなく、まだ被災地では行方不明者も多数であり、選挙人名簿も紛失した自治体もあれば、原発避難住民もおり、年内に解散総選挙を行える状態ではない。また仮に解散したとしても都知事候補を擁立できなかった東京を地盤とする菅首相が当選できる保証もない。結局菅首相の辞書には解散総選挙も総辞職という文字もなく、「居座り」という字があるのみなのである。

更に一夜明けて自公は菅政権との対峙色を鮮明にしており、菅首相が「居座」ったとしても、第二次補正予算案の成立の見込みは全く立たず、通常国会の会期が迫るだけであろう。結局法案を成立させられない内閣は幾ら首相が座にしがみついても無用な存在であることを知らされる時が来るということである。

いわば菅首相は雪隠詰めされるまで負けが読めない縁台へぼ将棋を指しているようなものである。歴代の首相はそのような惨めな事になる前に党の利益を優先して自分をむなしくして総辞職したのであるが、菅首相は自己保身=党の利益と勘違いしているようである。諫言する側近が居ないのかそれとも聞く耳を持たない裸の王様なのか分からないが、いずれにしろ幾ら居座ってみても法案を成立させられなければ震災対策の手は打てず、逆に震災対策の足手まといになり、党そのものが国民の信頼を失い、次の総選挙では自分も落選し大敗北間違いなしである。

問題は菅首相がどうしても辞任しない場合、自民党・公明党と与党内の反菅グループが首相不信任案で歩調を揃えられるかということであるが、大連立は小選挙区制度と政策の隔たりも大きく難しいが、菅首相に辞めてもらい今後の震災対策と政局を次のステージに進めようとの戦略では共通認識が醸成されつつあるのではあるまいか。まさに第一次補正予算成立後の民主党反菅勢力と自公の駆け引きであろう。

自民党は最近の世論調査による政党支持率では民主党を5ポイント以上リードしており、加えて今回の統一地方選挙の結果で次の衆議院選挙では比較第一党にはなれると皮算用しているはずであり、今慌てて大連立はせず、次の内閣を解散総選挙に追い込む戦略であろうと思われる。また自民党には日本に健全な二大政党を定着さすためにも巷間メディアが唱える大連立は避けてそうして欲しいもである。

一方民主党ではポスト菅の次期代表に誰がなるか分からないが、菅政権への国民の失望は09マニフェストと「国民生活第一」の政治理念を切り捨て自民党にすり寄ったところにあることは明らかであり、震災対策のために09マニフェストを一部先送りせざるを得ないとしても、「国民生活第一」の政治の原点に戻り、自民党の政官業癒着政治と一線を画して次の総選挙にのぞむしか勝利はないはずである。

その際「国民生活第一」への政治復帰を国民へ明確に印象づけるためには、先ず鳩山前首相が09衆議員選での沖縄県民との選挙公約を反故にして普天間の辺野古移転を容認したことは「間違いであった」ことを宣言することが欠かせない。そして次期首相はそれを受けて昨年の沖縄の各種選挙で示された県民の意思(普天間の県外若しくは国外移転)を尊重することを表示して、米国へ普天間の辺野古沖への移転を白紙撤回することを申し入れることが唯一「国民生活第一」の政治を手っ取り早く強烈に国民に印象ずけることになるのである。これなくして菅政権の裏切りを払拭することはできず、また口だけで「国民生活第一」の政治を幾ら訴えても民主党への風は起きず、次の衆議院選挙では過半数はおろか比較第一党も維持することは難しいであろう。

最後に万一菅政権が続くようであれば、反対派は政党助成金が党として申請できる年末に新党を立ち上げ次期衆議員選を戦った方が得策であることを言っておきたい。
0063 原子力村を解体せよ! 流水 2011/04/24 11:38
  原子力平和利用という美名の下で形成された原子力利権構造が、戦後日本の支配体制の象徴であると何度も指摘した。

未曾有の大災害からの復興、福島原発事故でもたらされた被害、どちらも巨額の費用が必要だ、と言う認識に反対を唱える人はいない。しかし、この費用の調達方法となると百家争鳴。一体、どれが正しいのか、判然としない。

このように、「総論」賛成、「各論」反対の場面は至る所で見られるが、今回の場合は、通常の場合とは話が違う。

何故なら、今回の復興、原発被害をどう回復するか、という問題は、戦後日本の総括と将来の日本をどのような形で構築するか、というグランドデザインなしに決定できない。場当たり的解決をすれば、本当に日本は沈没してしまう危険性が高い。復興の「理念」、日本のエネルギー政策(原発なし)の理念なしに「巨額な復興費、巨額な賠償費」を支出してしまえば、結局費用は拠出したが、ただの損失補填でしかなかった、と言う結果になる。

今回は、福島原発事故を社会的・思想的から考えてみる。

原子力発電(原子力の平和利用)はきわめて危険で、ひとたび事故が起きたら、取り返しのつかない被害を人体及び環境にもたらす存在である。

原子力発電そのものは、非常に高度で精密な最先端の科学的知見(論理)と科学経験的技術知に基づいて運用されている。純粋科学的論理だけからいうならば、「原子力は安全」というTVに出る原子力専門家なるものの言い分は、正しいのかもしれない。

しかし、これは原子力発電所自体が、物理的意味で安定した理想的環境に設置されているという仮説に基づいた言い分である。
現実の地球環境は、そのような理想的環境はあり得ない。現実の地球環境は、自然空間から過激で混沌とした影響を受ける事を宿命づけられている。当然のことながら、人間には予期しえぬ影響(地震、津波、台風、など)を地球環境から受けるし、テロという人的影響も受ける可能性がある。

この意味からすれば、「原発が安全である」などという事は、絶対に言えない。同時に、政府や官僚、学者たちが繰り返した「想定外」という言説は、自らが自然をコントロールできる存在であるという妄想を信じた人間の傲慢さの表現以外の何物でもない。つまり、純粋科学的論理のみに身をゆだねた人間の愚かさの表現以外の何物でもない。

さらに、今回の原発事故には、日本特有の事情もある。原子力平和利用の歴史についてはすでに述べたが、日本の原子力発電を支えてきたのは、産・官・学・政の癒着構造であり、今回の事故は、この構造からもたらされた「ヒユウマン・エラー」の側面が大きい。


端的に言えば、4・21日付毎日新聞「記者の目」で取り上げられていた原子力村の存在である。毎日新聞の記事は、それでも遠慮勝ちだったが、原子力村の住人たちの傲慢さを今回の事故の遠因と指摘していた。


原子力村というのは、平たく言えば、原子力で飯を食っている人々の事をいう。電力会社・関連企業・官僚(原子力保安院など)・学者・評論家・メデイア(重要な広告主)などの総合体。

この村はきわめて狭い範囲で構成されており、この村の住人たちのほとんどが顔見知り。例えば、大学や大学院で原子力を学んだ学生たちは、大学教授の紹介で、電力会社や大学、官僚・原子力関係の独立行政法人などに就職する。大学の研究などを支援する大口スポンサーは東電をはじめとする電力会社。この構造からすると当然原子力村の住人は、「原子力は安全」とする神話を標榜する人間たちの集団になる。「原子力の安全神話」に疑義を唱える人間は、「村八分」にあう。※現在数少ない信頼できる研究者として活躍している小出裕章氏は、京大原子炉研究所(熊取にある)の反原発を標榜した7人の研究者(通称熊取七人衆)の一人。彼ら(現在2名)は60を超える現在も万年助手。原子力村の閉鎖性がこの一事で分かる。

オーム真理教の犯罪は、その組織の閉鎖性・排他性・外部に対する攻撃性などが、大きな心理的要因になった事は周知の事実。実は、原子力村の閉鎖性・排他性・外部の批判に対する攻撃性も似たようなものだ、と言える。

例えば、日本の原子力安全委員会と同じ役割を持つ米国の組織の名称は、原子力規制委員会。
米国では、原子力は人間が扱うには、きわめて危険な物質という認識が基本にある。だから、この危険な悪魔を扱う機関には、厳重な規制を設け、慎重の上にも慎重な取り扱いを義務付けている。

ところが、日本では原子力平和利用決定いらい「安全」という幻想を国民に信じさせることが運命づけられていた。この「安全神話」なるものが、日本の原子力村の住人たちを金縛りにしていた。この村の住人たちの存在意義は、「安全」という錦の御旗を国民に信じさせ、それを科学的に証明する事にあった。

当初は、住人たちは、危険な物質を「安全」と言い繕うのだから、それを証明するために、それなりの努力をしてきた。ところが、原子力発電所が、何年もあまり大きな事故がなく推移すると、「安全」であることが規定の事実になってしまう。そのうち、「安全」に疑義を差し挟むこと自体がタブーになる。この「タブー」に挑むものは、異端児として排除される。この村社会の論理が、今回の東電福島原発事故の大きな要因の一つだった事は論をまたない。ここに展開されている姿こそ、日本社会を永年蝕んできた「官僚無謬説」の象徴である。


だから、彼らの「安全」意識は、第一義的に緻密で合理的な科学的知見に向かった。この緻密で合理的な科学的知見の能力こそが、原子力村での地位を保障したのである。これも、官僚社会で細かな法律的知識を駆使して反対者を煙に巻く手法と同じ。

しかし、彼らは苛烈な自然条件を考慮の外に置いた。だから、日本で第一級の頭脳の持ち主だと自他共に認めているエリート集団が、外部自然空間からの苛烈な攻撃を「想定外」と言わざるを得ない無様な有様に転落したのである。だから、農業や漁業など自然条件を相手に生活している人々の「お天道様には勝てぬ」という自然に対する畏敬の念にも劣る言い訳しかできない。
この無残な姿こそ、現在の日本の支配層の姿だと言う事を認識しなかったら、日本再建など夢のまた夢である。

東日本復興や原子力を含めた日本のエネルギー政策をどうするか。実は原子力発電問題は、日本のみならず世界的問題になっている。世界各国は福島原発事故の処理及びその後にくる日本の原発政策を固唾をのんで注視している。この処理とその後のエネルギー政策は、世界各国のモデルになる事は間違いない。福島原発事故は過去の世界が経験したことのない未知の世界。ここで日本の叡智を集めた事故処理をすれば、日本の科学技術に対する信頼は大きく高まる。同時に、未来を見据えた新たなエネルギー政策を打ち出せば、それが21世紀世界のモデルになる。

福島原発事故という甚大な犠牲を払った日本である。せめて、この事故を将来の世界の指針になれるような新たな方向性を生み出す契機にしなければ、多大な犠牲を払った避難住民たちの思いは生かされない。
わたしが復興計画には、理念が最も重要と主張するのも、ここに理由がある。


0062 民主執行部は時期を観て総辞職せよ 厚願の美少年 2011/04/11 00:54
  今回の地方選挙での民主党敗北の責任は菅・岡田執行部にある。敗戦の屁理屈と言い逃れはもう聞きたくない。先の参議員選挙の敗北でも責任をとらず、今回の地方選の敗北でも無責任では一将首相になりて万骨枯るである。

岡田幹事長の地元の三重県知事選でも自民党推薦候補に当確がでた。これに対して岡田幹事長はまだ「当選」が決まったわけではありませんと強弁しているが当確がひっくり返る確率は0,1%であろう。それに加えて全国の県議選も改選前の議員数を大幅に減らしたとの報道である。

それにもまして地方選での最大の敗北は菅首相の地元である東京都で知事候補を立てられなかったことである。また菅首相にとって震災対策は支持率挽回のチャンスであったが、記者会見は官房長任せで、各種対策本部の設置も看板倒れで何を対策しているのか見えず、原発対策にしても東電との共同対策本部は何だったのか単なるパフォマンスに終わったようだ。

何れにしろ震災対策の第一次補正予算が成立したら菅内閣は総辞職して新たな執行部を選出して次の衆議員選挙に備えた方がよい。

今回の選挙結果は09マニフェストに挑戦せず、自民党にすり寄る民主党政権であれば、まだ自民党の方がましだとの選挙民の声であろう。菅氏を民主党代表に選んだ国会議員は全員頭をまるめるがよい。
0061 今そこにある危機! 流水 2011/04/08 11:30
  福島原発事故が発生したとき、なぜ避難エリアをせめて半径50kmにしないのかが疑問だった。米国などは、即半径80kmを避難エリアに指定。自国民を避難させた。危機管理の鉄則からしても、最悪の事態を想定して、それに至らないように最大限に努力する、というメッセージを出して対処するのが常識。

私自身は、国家緊急事態を宣言し、全てを政府に一元化して対処すべきと主張した。ところが、菅政権は、最初は20km、次に30kmと徐々に避難区域を拡大。最初は放射線量を強調し、次は放射性物質と言う風に拡大する。安全・安全と叫ぶ舌の根も乾かぬうちに、次々と危機が拡大する。軍事学で最も拙劣な作戦とされ、厳に戒められている、兵力の遂次投入そのもののやり方に終始。案の定、戦線は次々に拡大し、今や原発の安定化には数年という時間が必要になり、完全な廃炉をするにはおそらく10年〜20年と言う長い年月が必要になりそうである。

今や、政府の情報、東電の情報、原子力保安院の情報など誰も信じなくなった。不幸な事に国民の情報不信は、メデイアに及んでいる。毎日毎日TVに登場する専門家と称する科学者どもの解説など、それこそ東電の提灯持ち以外の何物でもない。下に掲載されているのは、原子力推進派(平たく言えば御用学者)とされる学者のリスト。彼らの言説には一定のバイアスがかかっていると考えなければならない。http://www47.atwiki.jp/goyo-gakusha/pages/13.html
0060 菅直人首相退陣論 流水 2011/04/05 13:54
 
●独善的で協調性がなく、諌言されればむきになる。国家全体のことを考えずに軽率に動き、しかも自信満々である。このような時、国は滅びるであろう(『韓非子』)
・・(『韓非子』(徳間書店刊『中国の思想』)の「亡徴」の章の一節。)

韓非子の指摘を待つまでもなく、資質のない人間が権力を持つと国が滅びる、というのは歴史が教えている。前の民主党代表選での小沢一郎と菅直人の論戦を見れば、菅直人に首相としての資質がない事は明らかだった。付け焼刃の経済論などの政策も論戦を重ねるごとに変質し、小沢一郎の政策にすり寄った。菅得意の抱きつき作戦。しかし、国の指導者・国家の最高権力者になろうという人物が他人の政策に「抱きついて」どうする。この一事を持ってしても、菅直人に指導者としての資質がないというは明らかだった。

政治を少しでも知っている人間なら、菅直人を首相にふさわしいと考える人間はほとんどいなかったはず。それでもメデイア(特に朝日新聞)は、首相をころころ変えては、外国に恥ずかしい、という屁理屈をつけて反小沢一郎キャンペーンを繰り広げた。メデイアの責任は、万死に値する。

日本の歴史を振り返ると、危機の時、過去の常識をぶち破る人材が輩出している。明治維新期の人材の輩出ぶりを見れば、時代が人間をつくる、というのも頷ける。もう少し、分かりやすい例を挙げれば、赤穂浪士を束ねた大石内蔵助である。おそらく、平時なら、「昼行燈」として平凡な一生を送ったであろう大石内蔵助だが、藩取りつぶしの危機の時、その隠れた才能を発揮した。様々な事情を抱える浪士たちを見事に束ね、吉良上野介を打ち取った。同時に、幕府の政治=統治のあり方に対して見事な異議申し立てを成功させた。

彼を一言で評すれば、「家老(※藩主なきあとの最高指導者)としての役割と武士道という思想を見事に生き切った」と言う事になる。

大石内蔵助の生き方を見れば、自分の人生の終着点を見切ってた人間の凄さがよく分かる。何もない平和な時には、平々凡々とした人生を過ごせば良い、と決めて、その通りに生きてきた。しかし、一朝事あらば、自分の人生を賭けて、目的を達する。この覚悟が、「討ち入り」を成功させた。目的を達するまでは臆病なほど慎重で、いざ行動を起こすとなれば、全ての迷いを振り切って、疾風の如く行動する。最後は悠々と切腹し、その人生を終える。小賢しい知識ではなくて、「見切った人間」の覚悟が、大石内蔵助を歴史上の人物にした。

菅直人に決定的に欠落しているのは、自らの人生に対する「見切り」である。突如降り掛かった未曾有の大災害を自らの運命と受け止める覚悟がない。
赤穂藩の場合も同様で、藩取りつぶしを自らに課せられた運命(※宿命)と考え、正面から受け止めた大石という人物がいたからこそ、「討ち入り」という大事業が成功した。しかし、大石内蔵助にその覚悟がなかったら、おそらく「討ち入り」は成功しなかった。菅直人には、この覚悟がない。しかも、大石内蔵助はたかが一藩の家老。菅直人は一国の首相。責任の重さは、大石の比ではない。それが、大石と比較にならない人物では、国民が救われない。

民主党代表選前にも書いたが、「仲間を裏切る奴は、最後は国民も裏切る」。裏切り者は、最後まで裏切り者。菅直人は、人を利用する事と裏切る事で生き延びてきた。そんな人間には、大石の「見切り」など、想像の外だろう。
国民が助かる道は、菅直人の退陣以外ない。

0059 福島原発事故は戦後日本の支配体制の象徴。 流水 2011/04/02 11:09
  東電を国有化するとか原発を含めての日本のエネルギー問題をどうするかなどかまびすしい。これらの論議にすっぽりと欠落しているのは、原発推進の歴史に対する認識と今回の福島原発事故が人災だという認識である。

”WHAT IS PAST IS PROLOGUE"(過去は物語の始まりである)
米国国立公文書館の門前に書かれている言葉だそうだが、戦後日本人が最も忘れている感覚だろう。わたしにもその責任の一端があるのだが、戦後歴史教育が暗記教育に堕し、現代史教育をなおざりにしてきた事にも大きな要因がある。比喩的に言うならば、戦後の日本は「羹に懲りてなますを吹く」的風潮があり、「不都合な真実」にできるだけ目をつむる傾向があった。

平成大不況、政治の閉塞感、そしてこの東日本大震災、福島原発事故。本当にこのまま日本が沈没してしまうのではないか、という不安感が身に沁みて感じられ始めた。この危機や不安感をどのように克服すれば良いか。このヒントを与えてくれるのが、”WHAT IS PAST IS PROLOGUE"(過去は物語の始まりである)という言葉だと思う。

実は日本の原子力行政は、世界情勢(※特に米国の原子力政策)と密接な関係があった。
第二次世界大戦で日本の投下された原子爆弾は、最初の計画ではドイツに投下される予定だった。ドイツの降伏により日本に投下された。日本に対する米国の計画は、・・・「米国戦略情報局(OSS、CIAの前身)の心理作戦(Morale Operation) 計画。米国の人権サイト「Paul Wolf's universal rights」中の、「Histotrical Research/OSS-The Psycology of War/Morale Operation Branch/Japan」に公開されています。そこに「Causing Panic During Bombing Raids」と並んで、「Nuclear Earthquake Plan」として出てくるのが、皆さんに読んでもらいたい英文文書です。平たく言えば、ハーバード・ノーマンの日本研究や「地震・雷・火事・おやじ」という日本人の恐れる災害を人類学的・心理学的に分析しながら(ベネディクト『菊と刀』の手法)、もともとドイツのヒットラー政権壊滅のために作られた原爆を、ドイツの降伏後、日本で人工地震を起こすために使おうとした作戦計画書。」・・(ネチズン・カレッジ)http://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/Home.shtml

要するに米国は、地震を恐れる日本人の性癖を熟知し、それを人工的に起こすことにより、日本国内の動揺を誘おうとしていた。幸い、地震を人工的に起こす事は回避されたが、広島・長崎に原爆が投下された。
ところが、戦後、核兵器で優位に立っていた米国もソ連が水爆の実験を頻繁に行うようになり、その優位が崩れてきた。そこで米国アイゼンハワー大統領は核兵器の禁止・制限の方向へ政策の大転換を行った。そして、原子力の平和利用という大義名分を大々的に打ち出した。その宣伝を行うのに最も都合の良い国が、日本。何故なら、世界唯一の被爆国である日本が原子力の平和利用を行えば、米国が世界の核政策のヘゲモニーを握る事ができる。その為、日本に核の平和利用の工作を行い始めていた。

ところが、米国は、原子力の平和利用だけを考えていただけではなく、秘密裏に核兵器の開発も行っていた。その一環として行われたのが、1954年ビキニ環礁の水爆実験。ところが、秘密のはずの実験が、日本の漁船「第五福竜丸」が被爆した事により、世界にばれてしまった。当然、広島・長崎の記憶も新しい日本国内での反核運動は燃え盛った。これでは、日本を核の平和利用の先兵として利用しようとした米国の計画はパー。米国政府は、困惑していた。

その時、日本での原子力発電計画を米国に持ちかけ、実現しようとしたのが、日本TV重役柴田秀利。正力松太郎の懐刀。ここから、読売新聞・日本TVを使った原発推進の世論工作がはじまる。これは、NHK制作「原発推進のシナリオ:冷戦下の対日原子力政策」http://video.google.com/videoplay?docid=-584388328765617134#
0058 耳を澄ませ、目を開け!迫りくるファシズムの危機 流水 2011/03/31 14:13
  福島原発の現状は、いよいよ危機的な状況に陥りつつあるのではないか。何度も言うが、わたしは原子力の専門家ではない。一次情報を知りうる立場でもない。しかし、権力側の危機感は、報道による世論誘導の変化に現れる、という歴史の教訓から見れば、福島原発の現状は相当やばいと言う事が読み取れる。

その危機感の表れが、最近非常に多くなった「命を賭けて作業に取り組んでいる」という美談報道である。原発の現場従事者だった東電社員がTVに出たり、作業員の家族の手紙が公開されたり、作業員の劣悪な作業環境が問題にされるなど枚挙にいとまがない。

太平洋戦争でも戦況が不利になると、人々の心の琴線に訴える美談を伝える報道が多くなったというのは、歴史が教えている。いわゆる【大本営発表】である。

この種の話の代表格が上海事件の「爆弾三勇士」。これを報じた新聞は以下の通り。・・・1932年2月24日付『大阪朝日新聞』と『大阪毎日新聞』は、上海特派員電として、「自己の身体に点火せる爆弾を結びつけ身をもつて深さ4メートルにわたる鉄条網中に投じ自己もろ共にこれを粉砕して勇壮なる爆死を遂げ歩兵の突撃路をきり開いた3名の勇士がある」(『朝日』)「体に点火せる爆弾を結びつけ、挺身(ていしん)鉄条網めがけて飛び込んだ、忽(たちま)ちにして起(おこ)る大爆音、さしも頑丈な鉄条網の3ケ所を見事に破壊して……」(『毎日』)と報じた。国民的英雄の肉弾三勇士誕生の第一報であった(25日付『大阪毎日』は、「まさしく『軍神』ー忠烈な肉弾三勇士に、『天皇陛下の上聞に達したい』。陸軍省は最高の賛辞」で報じた。ただ一方で発表直後から、単なる「技術的なミス」とか「事故説」等が流布されていた。だがしかし、全体的には、満州事変以来の「軍国美談」として戦意高揚に大いに貢献した)。・・・・http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/nikudannsannyusi.htm

ところが、この話の真相はどうだったのか。・・

国立公文書館の内務省警保局保安課つづりの「『爆弾三勇士』のほんとのこと」(死んだ3人の工兵と同じ久留米工兵隊に属する、1人の兵卒の話を聞き取った概要)によればそれは、以下のようなものであった。

〈「三勇士」とされた人は、破壊筒の導火線に火をつけ、走って行って鉄条網に突っ込み、素早く帰ってくる予定だったそうだ。ところが途中でつまずいたか弾丸にあたったかで1人が倒れ、時間をとってしまったため、3人は逃げ帰りかけた。すると伍長が「なんだ! 天皇のためだ国の為だ行け!」とどなりつけたので、3人はまた引き返した。破壊筒を抱えて鉄条網に着いたか着かぬかに爆発したそうだ。命令に背いたりして銃殺された例もあり、同じ死ぬならと思って進んだのだろう。全くかわいそうでならない〉
1932年7月に出版された小野一麻呂・陸軍工兵中佐の『爆弾三勇士の真相と其(そ)の観察』は、公報や聴きとり、そして工兵知識など当時の状況を、以下のように認定している。

〈伍長は部下を3人ずつ、2組に分けた。敵の銃撃が激しく鉄条網の所で点火する余裕はないため、破壊筒の導火索に点火してから持って行くよう命じた。三勇士の組は、先頭の1人がいったん地面に倒れたため、時間が切迫した。それでも任務を遂行しようとして、爆死した。もう一つの組は、鉄条網に破壊筒を挿入したあと数メートル後退して地面に伏せて、無事だった〉(小野中佐は「号令を受けたる6名の兵士は直〔ただち〕に命に応じて点火し刻一刻危険に近づきつつある爆薬を抱いて走る、茲〔ここ〕に云ふに云はれざる帝国軍隊の強味がある」としたと記している)。・・・・・・http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/nikudannsannyusi.htm

以前に書いた記憶があるが、わたしの出た高校の裏山に「小平園」という小さな公園がある。日露戦争の時ラッパ手として戦死した木口小平を顕彰した公園。死んでもラッパを離さなかったという美談で有名。戦場での出来事なので、真偽のほどは定かでないが、おそらく銃弾にあたって即死し、死後硬直でラッパを離せなかった、という話が真実に近いだろう。

事ほど左様に、美談とは何がしかの胡散臭さが付きまとう。

今回の福島原発作業員の決死の作業にはいくら敬意を払っても払いすぎではないが、メデイアがことさらにこれを美談として取り上げ始めたところに事態の深刻さが透けて見える。

協力会社などと書いているが、原発作業員の多くは下請け、孫請け。その裏側には書くのも憚られるドロドロした背景がある。下のブログに書かれている下半分の文章は、話半分にしても恐ろしい話である。・・

http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/2011/03/post_1079.html

実は、日本の原発には大きな構造的な問題がある。この問題を掘り下げて報道するのが、ジャーナリズムの責務なのだが、決してそうはならない。例えば、東京大学の原子力研究室に東電から5億円寄付されいるとか東電の広告料が年間数百億円とか、という話は決して出てこない。昨日記者会見した東電会長は震災発生時に記者連中と中国を旅行していたという(もちろん、その費用は東電持ちだろう)。これらを考えれば、原発事故発生以来の原子力専門家と称する連中の発言、メデイア各社の報道姿勢も頷ける。

この構造問題にズバリと切り込んだのが、ルモンドである。

福島原発 「東電の罪」と「原子力ロビー」と題された記事を読めば、今回の原発事故が日本の原子力行政の構造に根差した人災であることが良く分かる。http://www.francemedianews.com/m/article-70296514.html
0057 Re: 政党ウォッチング(第八期) 流水 2011/03/29 15:09
  官位打ちという言葉がある。昔、宮廷でよく使われた手法。武士など力を持った連中をおとなしくさせるため、能力以上の官位に昇進させ、その官位にふさわしい能力を発揮できなかった時にその人間を失脚させる。軍事力を持っていない宮廷が自らの存在を維持するために編み出された手法。どうやら、菅直人首相は、「官位打ち」と言う言葉が似合わようである。

菅直人首相の姿をTVで見なくなって久しい。国家存亡の危機の時、姿を見せない首相とは一体何か。

第一は彼の威容である。第二は、その雄弁である。第三は彼が勝つことである。第四は彼について行けば利益があったことである。(統帥綱領 解説大橋武夫)
当然、彼とは菅直人首相の事ではない。彼とはナポレオンの事である。別にナポレオン賛美や英雄待望論を書こうというのではない。危機の時のリーダーのありようを論じようと思う。

今、春の高校野球が行われている。高校野球の監督は、文字通りチームの運命を握る指揮官。その中で智弁和歌山高校の高嶋監督を見てみる。彼は甲子園通算60勝。今年もはや一勝している。彼のベンチに立っている姿は、「威容」という言葉にふさわしい。「雄弁」ではないが、言葉の一つ一つに重みがある。第三の条件は、甲子園歴代監督第一位の勝利数が示すように文句なし。第四は智弁和歌山に多くの優秀な選手が集まる(=甲子園の出られる)事で証明されている。
ナポレオンのような英雄でなくても、危機における指導者とは、高嶋監督のような姿だと思えば良い。

リーダーの要件には様々考えられるが、こういう危機の時の要件の第一は、国民を安心させる事に尽きる。甲子園球場でもそうだが、危機の時、選手は必ずベンチを見る。その時、監督が悠揚迫らず、ゆったりと落ち着いていれば、選手は安心する。安心すれば日頃の力を発揮できる。これは、言葉ではない。身体全体から発する一種のオーラのようなものであり、指揮官の人間性そのものから発するものである。

さらに、重要なのは【言葉】である。戦いや危機の時は、長い言葉はいらない。短い一言で良い。例えば、選手を送り出す時「ストレートに的を絞って思い切り振ってこい」のような言葉で良い。良い意味での「洗脳」である。

ところが、菅直人首相の言葉は、「この投手はストレートが多い。一球目はアウトコースのカーブで来て二球目はストレートの確率が高い。三球目はカウントに応じて攻めてくる。その中の甘い球を狙って打て」と言っているようなもの。選手は考えているうちに、バットが出なくなり、凡打に打ち取られる。
ところが、菅首相は、選手が失敗したら、「俺はきちんと教えたのに、選手が消化しきれなかった」と責任を転嫁する。高嶋監督なら、「わたしの指示が間違っていた。選手はよくやった。すべて私の責任です。」というだろう。

この事を統帥綱領では次のように書いている。
●戦争においては、百を知るよりも一を信じるに如かず。百の知識は一つの信念によりて撃倒せられる。
●死生の巷において,一事を遂行する力を有するものは、知識にあらずして信念なり。
戦前の精神主義を彷彿させる言葉なので、引用するのは多少気が引けるが、菅直人や枝野など余りにも言葉が軽い輩が多い菅政権なので、あへて引用した。

教師という職業をしてみると、よく分かるが、若くて優秀な教師ほど、多くの事を完璧に教えたがる。「あれもできない、これもできない」と言う。私も若い時はそうだった。しかし、散々失敗をし、挫折を繰り返しているうちに、「あれができた。立派だ」と言う風に考える事が出来るようになった。「たった一つの事が出来るようになれれば、成功だ」と考える事が出来はじめた。そうなれば、その【ひとつの事】とは何を教えれば良いのか、と考えるようになる。

教えなければならない事が無数にある中で、たった【ひとつの事】をどうして見つけ出すのか。この削る作業にこそ、「教育とは何か。子供を育てるとは何か」を考える契機がある。揺るがない信念とは、この身を削るような作業でしか培えない。
●戦争においては、百を知るよりも一を信じるに如かず。百の知識は一つの信念によりて撃倒せられる。
とは、私の解釈ではそうなる。

もう少し詳説すると、現実主義・現場主義とは、「揺るがない信念」があればあるほど、「信念と現実の乖離」が正確に認識でき、現実を変える具体的手段が生み出される事を言う。揺るがない信念のない現実主義などあり得ない。

菅直人は超現実主義者と自称しているようだが、「揺るがない信念」のない現実主義は、現実追随主義にしかならない事を理解していないようである。

教師もそうだが、人の前に立って指導すると言う事は、自らをさらけ出す事である。教師の人間性を一番知っているのは子供。漫才師や落語家がお客に受けなかったら、お客が悪いのではなくて、自分の芸がまずいと考えるように、子供が教師に反発し始めたら、全部とは言わないが、その原因の多くは教師の側にある、と考えた方が良い。

どうやら、このきわめて簡単な原則を菅直人首相や菅政権の閣僚は理解していない。菅直人首相は、自分が裸で国民の前に立っていると言う事を認識していない。彼は、人気取りのパフォーマンスで国民を誤魔化せると考えているようだが、国民が菅直人自身の人間性総体に対する疑念を抱いている、と言う事を理解できていない。

菅直人という人間は、それだけ「自分」だけが可愛いナルシストなのだろう。これは「死にいたる病」であり、修復できない。そう言えば、ギリシャ神話のナルシス(ナルシスと語源になった)は、湖面に映った我が顔を見て、それを捉えようとして、湖に身を投げて死んだ。菅直人首相の運命も似たようなものになるかもしれない
0056 擬制の終焉! 流水 2011/03/20 12:10
 
「世の中をすててすてえぬここちして都はなれぬわが身なりけり」 西行

吉本隆明は「芸術的抵抗と挫折」の西行小論の中で「西行は、きっと、どこをほっつき歩いても、何処の山岳にこもっても、権力の交替する首都を逃れることができなかったのである。」と書いた。

当時第一級の知識人だった西行は平清盛や源頼朝などの命を賭けた死闘をじっと見続けていたに相違ない。うめくような「捨てて捨て得ぬ心地して」の言葉に時代とのかかわりを完全に切り捨て、真の意味で世捨て人になり得ぬ西行の孤独が浮かび上がる。彼は時代とのかかわりを完全に切り捨てるには聡明すぎたのであろう。

小泉以降、あくことなく繰り返されるポンチ絵のような日本政治の現状に西行や長明のような世捨て人になりたいと願っている知識人も少なくないだろう。知識人かどうかは知らないが、細川元首相のように陶芸の世界に溺れこむのも一種の西行願望かも知れない。

時代の転形期には、往々にしてこのような人物が現れる。同時に、時代の波に乗ろうとしてけたたましく叫ぶ多くの偽物も生み出す。そして歴史の長い年月が多くの偽物性を削り取り、消し去り、西行のような本物だけを残す。歴史の持つ恐ろしい浄化作用を馬鹿にしてはいけない。

安保闘争の後、60年代、吉本隆明は「擬制の終焉」を書いた。吉本の定義を借りれば、【擬制とは国家とか民族とかいうものを体制化しようとする思考の幻想性】「異端と正系」
吉本は、安保闘争を借りて、その意味を具体的に書いている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「安保闘争は奇妙なたたかいであった。戦後一五年目に擬制はそこで終焉した。それにもかかわらず、真制は前衛運動から市民思想、労働運動のなかにまだ未成熟なままでたたかわれた。いま、わたしたちは、はげしい過渡期、はげしい混乱期、はげしい対立期にあしをふみこんでしる。そして情況は奇妙にみえる。終焉した擬制は、まるで無傷でもあるかのように膨張し、未来についてバラ色にかたっている。いや、バラ色にしか語りえなくなっている。安保過程を無傷でとおることによって、じっさいはすでに死滅し、死滅しているがゆえに、バラ色にしかかたりえないのだ。・・・」「擬制の終焉」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
吉本は「はげしい過渡期、はげしい混乱期、はげしい対立期に足を踏み込んでいる」と書いている。彼は、戦後体制自体の【思考の幻想性】は安保闘争で終焉したと断じている。

戦後初めての政権交代の歴史的意味を語るには早すぎるが、ただ一つ確実に言える事は、これまで国民の目に見えなかった戦後日本の支配体制の【核】=(背後にある真実)が明確に姿を見せた、と言う事である。
吉本が「擬制」と名付けた戦後体制自体の思考の幻想性が誰の目にも明確に見え始めた。

例えば、戦後日本の政治を二分してきた「保守」と「革新」などと言う区分それ自体が意味をなさないものだった。口を開けば市民運動出身を自慢する菅直人が「大増税」にしやっかりきになり、自民党政権真っ青の米国隷従政権になり下がった。「政治とカネ」スキャンダル追及だけで党としての沽券を保ってきた共産党も、東西冷戦が終焉し、米国一極支配が崩壊し始めた世界の中では21世紀日本の生きる道への何の創造性もある提言をなしえない。
「政治とカネ」問題を金額問題だけで語るなら、小沢一郎は自分の金4億円の政治資金報告書の期ズレで強制的起訴された。前原外務大臣は、20万円で辞職した。そのうち、1000円程度の書き間違いで、大臣が辞めそうである。以前、O157を題材に何度か指摘したが、「清潔志向」も行き過ぎると、身を誤る。蓮の花は、泥の中から咲く。多少の汚れを許容しなかったら、政治などと言う最も人間臭い営みなど成り立たない。共産党や社民党の衰退の遠因は、「清潔」という思考の幻想性を打破し得なかった思想性にある。

小沢一郎の「政治とカネ」追及に全精力を傾けている共産党は、小沢一郎抹殺に全力を挙げる米国支配体制の意向に忠実な菅政権や官僚など既得権益層の方向性と一致している。権力側からいうならば、既得権益層の発想に異を唱えさせ、それを多数決で否定し、民主主義的に物事が決定したというエクスキューズに使うための政党として社会党や共産党なども存在価値があった。冷戦時代にはこの予定調和的な幸福物語も成立したが、多極化時代に入り、新たな秩序が模索されつつある世界では、、もはやその幻想性は誰の目にも明らかになった。

この原稿を書いていた最中に東日本大震災が起こった。政治と天災の因果関係など証明しようもないが、歴史上、政治が閉塞状況の時、大災害が起こっている場合が多い。昔なら、元号を変えて気分一新を図るところ。それはさておき、今回の福島第一原発危機は、「原子力発電安全神話」のj虚構を明らかにした。東電の無責任体質、原子力保安院の無能力さ、原子力を生業にする学者連中の無責任さ。それらを徹底的に糾弾しなければならないはずのメデイア(特にNHK)の腐敗。誰も話題にはしないけれど、これらの背後に潜む原子力利権の深い闇。
今回の原発危機は、それらのシステムが如何に反国民的であり、幻想の体制である事を露わにした。文字通りの【擬制の終焉】である。


さらに言えば、物議をかもしたケビン・メア日本部長(正確には前部長)の発言。彼の植民地宗主国意識・差別意識は言語道断だが、彼の言葉の中に護憲派をはっとさせる認識が含まれている。特に護憲を党是とする社民党・共産党は彼の論理(おそらく米国支配層の認識)に対してどのような論理で対置するかが問われる。
・・・「私は日本国憲法9条を変える必要はないと思っている。憲法9条が変わるとは思えない。日本の憲法が変わると日本は米軍を必要としなくなってしまうので、米国にとってはよくない。もし日本の憲法が変わると、米国は国益を増進するために日本の土地を使うことができなくなってしまう。日本政府が現在払っている高額の米軍駐留経費負担(おもいやり予算)は米国に利益をもたらしている。米国は日本で非常に得な取り引きをしている」・・・沖縄タイムス:http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-08_15192/
0055 Re: 政党ウォッチング(第八期) 流水 2011/03/19 11:13
  東北地方の大地震が起こった。あまりの悲惨さにお見舞いや慰めの言葉もない。米新聞の見出しに【HELL ON EARTH】 (この世の地獄)というのがあったが、文字通りの「地獄絵図」が私たちの目の前に展開されている。TVの映像で繰り返し流される津波の凄まじさに声もない。自然を破壊し続けた人間の傲慢さに対する神の怒りではないかと思えるほどである。それが、自然との共生の精神をどの地域より持っている東北地方で起きた事に立ちすくむ。

大災害の中でひたすら生き続けようと必死に努力されている東北地方の人々の姿にただただ脱帽するのみ。人間の卑小さ、無力さを身にしみて味わい尽くし、どん底から歩きだしている人間の偉大さに改めて感動する。



さらに福島第一原子力発電所、第二発電所で放射能漏れが現実のものになりつつある。TVで発表される原子力保安院の情報の分からなさ、枝野官房長官の発表の分からなさ。これを見ていると逆に事態の深刻さが想像できる。おそらく、炉心溶融が相当深刻なレベルに達しているのだろう。今日(3/13)のTBSニュース(関口宏司会)でも専門家が「少しでも原子力を学んだ人間なら、背筋が凍る話」だと語っていた。



情報が一元化されておらず、政府・東電・県などまちまちの発表をしている。一番おかしいのは、東電の社長がこの件について一度も記者会見をしていない。東電の社長が菅総理大臣か枝野官房長官かと見まごうような状態。さらに心配な点を挙げれば、米空母ドナルド・レーガンが配備された事である。ドナルド・レーガンに配備されている核防護(かくぼうご)隊でなければ、炉心溶融した、原発には近寄れない。自衛隊の核防護隊が決死の覚悟でホウ酸と塩水を注入した。想像力を働かせると、第一原子力発電所の一号機の爆発で、何人もの被爆者が出ている可能性があると思われる状況。少なくとも、これらの疑問に政府は答えていない。

「最悪を想定し楽観的にふるまう」のが危機管理の鉄則である。
枝野氏の対応は、【塩水を注入して放射能を閉じ込めたけれど、住民の避難対象地域を半径20kmに拡大する】という言葉に象徴される。安心な状況ならば、なぜ避難対象地域の拡大が必要なのか、素朴な疑問に何も答えていない。また、菅首相がなぜ福島原子力発電所を最初に視察したか。事態がそれだけ深刻だから、視察したのではないのか。この疑問にも何も答えていない。要は、「自分たちの取り組みの最善をアピールして、時の経過とともに悲観的な状況に追い込まれる。」という最悪のもの。


東電福島原発の危機的状況については、下の広瀬隆氏の発言が真相に近いと思う。

ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」1/3
http://www.youtube.com/watch?v=veFYCa9nbMY&feature=player_embedded

この広瀬氏の発言を聞けば、事態の深刻さが理解できる。特に、原子炉内部の複雑な構造・配線などを知り尽くした東芝・日立の元社員(70年代に活躍した社員)を招集しなければ、現在実行しようとしている電源回復によって、冷却機能が回復するかどうかきわめて疑わしい、という提言は傾聴に値する。

また、米国はじめ諸外国がなぜ自国民を逃がしているかの理由も納得できる。ネット上で公開されているドイツ人が作成した放射能拡散のシュミレーション画像を公開すれば、米国が何故日本政府の対応に怒っているかが了解できる。
<下の画像は衝撃的です>
http://www.spiegel.de/images/image-191816-galleryV9-nhjp.gif
0054 民主党、都知事選に不戦敗 厚願の美少年 2011/03/11 00:49
  3月10日のアサヒコムは、「民主、独自候補の断念表明 都知事選、事実上の不戦敗」と報じている。過日0052で投稿したとうりである。
http://www.asahi.com/politics/update/0310/TKY201103100504.html?ref=any
0053 岡田幹事長の見識を疑う 厚願の美少年 2011/03/05 17:51
  3月5日の日経ニュースによれば民主党岡田幹事長は前原外相の献金問題について「いちいち辞めるの適切か」と述べたと報じられている。暴言である。http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E2E7E2E2948DE2E

一連の小沢処分の発言に照らせばダブルスタンダードではないか、幹事長の見識を疑わざるを得ない。政治資金規正法に照らし公正な発言をすべきである。

         ー政治資金規正法ー

第五章 寄附等に関する制限

第二十二条の五  何人も、外国人、外国法人又はその主たる構成員が外国人若しくは外国法人である団体その他の組織『 』から、政治活動に関する寄附を受けてはならない。

『 』内の但し書き文は分かりにくいので下記に抽出

『(金融商品取引法第二条第十六項 に規定する金融商品取引所(以下この項において単に「金融商品取引所」という。)に上場されている株式を発行している株式会社のうち定時株主総会において議決権を行使することができる者を定めるための会社法 (平成十七年法律第八十六号)第百二十四条第一項 に規定する基準日(以下この項において「定時株主総会基準日」という。)を定めた株式会社であつて直近の定時株主総会基準日が一年以内にあつたものにあつては、当該定時株主総会基準日において外国人又は外国法人が発行済株式の総数の過半数に当たる株式を保有していたもの)』

第六章 罰則

第二十六条の二  次の各号の一に該当する者は、三年以下の禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。

三、第二十二条の三第六項、第二十二条の五第一項又は第二十二条の六第三項の規定に違反して寄附を受けた者(団体にあつては、その役職員又は構成員として当該違反行為をした者)

第二十八条  第二十三条から第二十六条の五まで及び前条第二項の罪を犯し罰金の刑に処せられた者は、その裁判が確定した日から五年間(刑の執行猶予の言渡しを受けた者については、その裁判が確定した日から刑の執行を受けることがなくなるまでの間)、公職選挙法 に規定する選挙権及び被選挙権を有しない。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO194.html
0052 民主党に明日はない、新党がよい。 厚願の美少年 2011/02/23 08:32
  民主党菅執行部は小沢氏を処分して自民党まがいの民主党へまっしぐらというかんじである。、本家自民党からは気味悪がられて毛嫌いされ、公明党は元より、片想いの社民党からも今日予算関連法案には賛成出来ないと三行半を突きつけられ、23年度予算案成立の見通しが全く立たない状況である。

これでは先日民主党会派を離脱した16名の衆議院議員が予算関連法案に賛成しても衆議院で三分の二を使っての法案成立の望みも絶たれた状況である。この状況は菅執行部の完全な失敗である。目先の予算法案を成立させられない内閣が消費税増税と社会保障の一体改革、TPPの参加法案等成立させられるはずがない。消費税増税は50%以上の支持率があっても選挙で負かされるのが過去の例である。亀井国民新党代表が「菅内閣は出来ないことをやろうとしている」と述べていたがそのとうりである。

一方直近の世論調査でも菅内閣の支持率はついに20%を割り、政党支持率でも自民党を下回り、危険水域に入っている。この支持率には消費税増税は無駄な予算を徹底的に削減してからにしろとの叱責も含まれているはずである。このような支持率では東京都知事選にも候補を立てられず不戦敗、それ以外の地方選でも惨敗であろう。

もう今の民主党では例え菅内閣が総辞職しても次の衆議員選挙でも過半数は勿論、比較第一党も難しいのではあるまいか。それだけ菅政権の国民を裏切った行為は国民に愛想を尽かされ、また政権に就いた頃の民主党のイメージはメディアによってズタズタに汚され、そのシミ抜きは容易ではない。これから「国民生活第一」の政治に回帰しても、「今更何だ、もうだまされん」と言うことに成りかねない。

それならば冷静にT・P・Oを見計らって新党を立ち上げ「国民生活第一」を掲げた方が、今度は実行してもらえそうだとの印象を国民に与えられるのではなかろうか。その方が汚された民主党のイメージの一新には手っ取り早い。例えば原口議員が計画している「日本維新の会」に小沢氏が近々発表する予定と言われる「改訂日本改造計画」を取り込み、かつ地域政党の政策も組み入れ、新党の綱領とすれば新機軸が打ち出せるのではあるまいか。

綱領には平和主義、国民主権、基本的人権はもとより、例えば米中との対等な外交による普天間問題、尖閣問題交渉。日朝の直接交渉による拉致問題解決等等、国民を魅了する目玉政策には事欠かない。この際小沢処分をバネにして、メディアに汚された古い殻は民主党に残して脱皮したほうがよい。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               等期待したい。

0051 2・21,2・19の朝日の社説に一言 厚願の美少年 2011/02/22 00:53
  2・21の朝日新聞社説は「小沢氏流を超えて―「政局」政治から卒業を」と題して、社説全面を割いて小沢政治を批判している。2・19の社説でも「小沢氏造反・異様な行動に理はない」と題して、小沢政治を批判している。不可解なのは天下の朝日新聞がどうしてここまでナーバスに小沢政治を批判したいのであろうか。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

これまで小沢政治は古いとか、自民党的だとか、検察のリークらしい情報に基づいて2年間に亘り小沢パッシングを続け、最近では民主党内の小沢処分を後押しするような論調を展開し、先日議決された時には、小沢氏の求心力は低下するとの報道であったが、あにはからんや小沢政治「09マニフェスト・国民生活第一」を支持する16名のグループが民主党会派を離脱し、朝日の小沢排除の予想が完全に外れ、菅政権がピンチに立たされたことにたいするヒステリックな苛立ちの表れとしか思われない。

逆にメディアが自民党にすり寄る菅内閣を支持する報道をすればするほど菅内閣の支持率は低下し、それに反比例して小沢氏の唱える「09マニフェスト・国民生活第一」の政治は党内の反菅グループと中間派の共感を得ている感じである。その表れの一つが今回の16人の脱会派先遣隊であろう。小沢氏は当初から「国民生活第一」の09マニフェストを実現するためには、200兆円の総予算を組み替え、16兆円の予算を吐き出させ、そのためには政官業の既得権益構造を打破することを唱えている。そしてそれが民主党に国民が政権を託した原点であり、そしてそれができるのは民主党内のみならず、日本の政治家では小沢しかいないと認識しているからであろう。

ところで今日(2・21)の社説を論評する前に、先ず2・19朝日の社説、「小沢氏造反・異様な行動に理はない」について反論しておきたい。
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
0050 鳩山「方便」発言、過ちて改むるに憚ることなかれ 厚願の美少年 2011/02/19 15:36
  鳩山首相が沖縄駐留の米海兵隊は抑止力上必要との理由で普天間基地の辺野古移転を容認したのは「方便」であった、と記者の質問に答えたことが国会やメデイアで追求されてているが 、当初から彼我の戦力の実態を国民に知らしむることなく、米海兵隊の抑止力を既定の事実にするメディアや野党議員の方が異常でおかしいのではなかろうか。

小生は以前から日本の自衛隊の戦力と日本全国に駐留している米軍と米第7艦隊があれば抑止力は十二分であり、海兵隊はグアムに移転しても日本の抑止力に問題はないことを投稿してきたつもりである。これまで国民は沖縄米海兵隊を除いた在日米軍と第7艦隊と自衛隊の戦力の実態を知らされていないが、この本当の姿がオープンにされれば(決してオープンにされないが)、米海兵隊がグアムに移転しても抑止力が弱まると思う人は少ない筈である。
http://www.youtube.com/watch?v=jhiJUzo3I5g
http://www.rimpeace.or.jp/

http://www.google.co.jp/search?q=%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A&hl=ja&rlz=1T4ADB

元々米海兵隊は第7艦隊との共同作戦で敵国への侵攻攻撃を主務とする部隊と言われており、沖縄になくてもグアムでも十分その機能は果たされると言われている。よって日本の抑止力は在日米軍と横須賀の第7艦隊と自衛隊の総合戦力に負うところが大きく、沖縄米海兵隊の抑止力効果の比重が低いことは明らかで、当然鳩山前首相もそれくらいのことは知っていたはずである。

よって昨年6月頃に鳩山前首相が普天間基地を最低でも県外から辺野古へと方向転換した時、これは米国の政治的圧力に屈した苦し紛れの後付けの方便として、「海兵隊の抑止力効果」を口走ったと観るのが常識的な見方であろう。それを海兵隊の抑止力を既定事実として強弁していたのは自民党とそれに与するメディアである。それが事実であれば在日米軍と第7艦隊と自衛隊の戦力の全貌を明らかにしてから沖縄米海兵隊の必要性を説くべきであろう。上記のurlの映像を垣間見る限り、大多数の日本人は米海兵隊がグアムに移転しても日本の抑止力は問題ないと思うのではあるまいか。

よって今回鳩山氏が記者会見で本音を漏らしたとことはむしろ正直な人だと思ったほどである。論語に「過ちて改むるに憚ることなかれ 、過ちを改めざる是を過ちと謂う」との格言がある。今回改めて鳩山氏が事実を吐露したことによって、これから「最低でも県外 」がより現実味を帯びてくるのであり、沖縄県民には朗報である。よって社民党の福島党首が鳩山氏の方便発言を非難することは感情論としては分かるが、政治的発言としては本末転倒である。むしろ宜野湾市の安里市長が記者団に、『「抑止力そのものを前首相が否定されたこと自体、新たな基地が沖縄につくれないということだ。(基地建設の)理由がなくなったことからすると良かった」と語った。』と報じられているが、その通りであろう。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110217-OYT1T00862.htm?from=any
0049 連合赤軍リンチも小沢パッシングもsmか、dvか? 厚願の美少年 2011/02/16 18:15
  産経新聞配信のyahooニュースによれば、国民新党の亀井代表が民主党執行部の小沢処分を評して「(仲間の)ちょっとした違いを追及して殺す連合赤軍事件を思いだす」と批判したと報じている。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/politics/?1297843137

連合赤軍リンチ事件も民主党の小沢パッシング事件もSMの「S」癖かDV癖の類に含まれるのではないだろうか。

連合赤軍のリンチ事件 http://yabusaka.moo.jp/sekigunjiken.htm

sm 
http://ja.wikipedia.org/wiki/SM_(%E6%80%A7%E9%A2%A8%E4%BF%97)

dv
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3
0048 民主党執行部の人権意識を疑う 厚願の美少年 2011/02/15 00:52
  民主党は14日の党役員会で小沢氏を党員資格停止にすることを議決し、次の議決機関に廻すことを決定したらしい。そのニュースを聞いて民主党は党利派略のためには基本的人権も守れない党なのかと驚かされた。

人権擁護とは最大の弱者の立場にある「被告人の人権」を守れてこそ真の人権擁護と胸を張って言えるのではないのか 。そのような意味で今回の民主党執行部の決定には真の人権擁護の欠片もないことをはっきり宣言したようなものであり、これでは得を取ったようでも党の信頼をうしなったも同然である。

一方内閣の中枢にいる枝野内閣官房長官は今回の党役員会の処分決定は国民の理解を得られるだろうと、記者会見で述べている。とんでもない誤解と思い違いであり、メディアの世論調査の受け売りである。理解を得られるとすれば、小沢パッシングをしたいメディアとそれに感化されたノンポリ視聴者のみであろう。

それにしても弁護士出身の枝野官房長官と仙谷代表代行は「被告人の推定無罪」という人権をどのように考えているのか、弁護士法第一条(弁護士の使命)に照らし、逆に弁護士資格に反しないかを問いたい。
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=3&H_NAME=&H_NAME_YOMI=%8
0047 言い訳にならぬ大島副総裁の言 厚願の美少年 2011/02/13 18:07
  2月13日の毎日jpによれば、自民党の大島副総裁は『小沢一郎元代表の国会招致問題について「14日に民主党のしっかりした答えがない限り、公聴会の議決は拒否する」と述べた』と報じている。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110212ddm005010076000c.html
0046 菅&小沢会談 厚願の美少年 2011/02/11 01:23
  菅首相は小沢氏に自主的な離党を求め、小沢氏は拒否し、後は党が決定すること、と突っぱね、お手並み拝見とばかりに、前回同様物別れに終わったようである。

それにしても菅首相には被告人は「推定無罪」との人権意識や、検察の起訴と審査会の起訴の本質的な違い、それと被告人は公判でも不利な証言は黙秘できるのであり、例え国会に証人喚問したとしても、被告人(小沢氏)にそれを知りたければ公判を傍聴しに来てくれといわれればそれまでのこと、自ずと被告人の国会証人喚問には限界があることなど、どのように理解して小沢氏の処分や国会証人喚問を持ち出しているのであろうか。全く理解できない振る舞い方である。

何れにしろ菅首相は自分がまいた種をどのように刈り取るつもりだろうか。現在の与野党の国会情勢から見て、小沢氏を処分したとしても法案がスムースに通せるのか、むしろ難しくなるのではないのか、菅首相は簡単な足し算引き算もお分かりになってないようである。

即ち先の民主党代表選では菅氏が勝利したが、それは小沢氏が政治と金の問題をメディアに煽られたハンディを負って居たためであり、それでも小沢氏は国会議員の票を200票集め、菅氏とは僅差であった。また菅氏の票は菅支援というより反小沢の票の集まりだったのに対して、小沢氏の票は政治と金のハンディを負いながらも小沢支持一点で固まった強固な漂である。その200票の四分の一の50票(北辰会)だでけを見ても、公明党と社民党を合わせた票数より多いのである。

その上小沢氏を処分すれば、小沢支持グループが最後にどう動くか分からない混沌とした不安定な状態で通常国会を乗り切り予算案をとおせるであろうか。もはや小沢氏を処分しても通常国会で自民公明の協力を得ることは先日の党首討論からみても難しい状勢である。小沢氏は最後に処分は党で判断する事だと述べたとのことであるが、小沢氏にはそれなりの覚悟ができている表れであろう。一方菅氏には覚悟が有りやなしやである、小沢氏処分は菅内閣にとっても、民主党にとっても無謀な冒険であろうが、今の菅民主党であれば解党がベター、やってみなはれである。

0045 民主党の敗因 厚願の美少年 2011/02/08 01:20
  民主党執行部は愛知県知事選・名古屋市長選での大惨敗の敗因分析を避け、菅首相と岡田幹事長の責任を回避しているようであるが、最大の原因は明確、菅首相の09年民主党マニフェストに対する背任(面従腹背)と民主党打倒を唱えた元自民党・たちあがれ日本の与謝野氏を経済財政担当大臣へ抜擢し、消費税増税を打ち出したことであろう。

逆に市民税減税を唱えた河村市長によって、民主党菅政権の消費税増税路線は間接的に愛知県民と名古屋市民に忌避されたということであり、さらに民主王国愛知県での敗北は、菅・岡田体制のままでは4月の統一地方選でも民主党の大敗北は予測でき、この体制のままでは次期衆議院選挙では過半数をとる政党はなく、地方政党も含めての政界再編必至ということになりそうである。

これを時代考証すれば、室町幕府の末期症状から群雄割拠する戦国時代への幕開けということになろうか、問題は第二の信長・秀吉・家康が出ずるかどうかである。小沢が被告人では、誰も彼も帯に短したすきに長しの感がする。やはり小沢無罪を待つしか戦国時代の終焉は来ないか。
0044 菅内閣の不発弾 厚願の美少年 2011/01/18 23:47
  菅内閣は与謝野という不発弾を抱え込んだようなものである。与謝野氏が通常国会中に与党民主党や野党から何らかの衝撃を受けて経済財政相を辞任するか、自ら自爆して辞任すれば菅内閣は吹っ飛ぶであろう。

特に辞任の理由として、「自分の財政再建の理念と民主党の09マニフェストや社会政策の理念の違いは埋めようがない」ことを大義名分にできるだけに何時それが爆発するか不気味である。

それだけに民主党内閣を潰そうとするあらゆる勢力や大物から与謝野氏には夜の宴席のお誘いが頻繁にあることだろう。最大の政局は夜の赤坂六本木で作られそうである。
0043 民主党は原点に戻れ 厚顔の美少年 2011/01/16 23:38
  菅首相は第一次内閣を組閣した時に「有言実行内閣」と自ら命名したはずである。一般的に内閣の有言実行度合いを測るバロメーターは提出法案の成立率なはずだが、先の臨時国会での菅内閣の法案成立率は30%台で懸案の郵政改革法案や労働者派遣法も成立させられずに歴代内閣では最低の法案成立率と報じられている。

その首相が今度は「平成の開国」と称してTPP加盟や消費税増税を党内の合意もなく唱え始めている。しかもこの問題は党内が一丸となっていても賛否両論が予想されるのに、新年会に120人集まった小沢グループを敵に回して果たして実行できるであろか。その不安のためか野党から自民党麻生内閣で財務大臣として消費税増税を唱えた与謝野氏を引き抜く奇策で野党の歓心を買おうとしているが、早くも野党からも与謝野氏の変節と無節操に批判が出て、策士策に溺れようとしている。幾ら与謝野氏が有能でも与野党内から四面楚歌を聞かされては多勢に無勢で消費税増税は無理であろう。

しかも与謝野氏は財務大臣時代に民主党が主張していた埋蔵金は無いと主張していた張本人でもある。その後たちあがれ日本に鞍替えしてからは民主党打倒を唱え、予算委員会では鳩山前首相を「平成の脱税王」と罵ったことは記憶に新しい。菅首相がこのような無節操な人物を内閣の要職である経済財政担当大臣にスカウトするとは驚きであると同時に、与謝野氏の財政理念は財務省主導であり、民主党の09年マニフェストと相容れないことは明らかである。

これでは先の衆議員選挙で民主党へ票を投じた有権者は裏切られた思いであろう。今日大手メディアより第二次菅内閣の支持率の世論調査が発表されていたが僅か数%しか上昇していないことからも明らかである。
http://www.nikkei.com/news/article/g=96958A9693819481E3E7E2E0E18DE3E7E2E3E0E2
0042 倒閣を逃した「たちがれ日本」 厚願の美少年 2011/01/07 11:43
  たちあがれ日本の与謝野議員が民主党との連立交渉の内幕をオープンにしたと報じられている。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110107k0000m010023000c.html
0041 政倫審開催時期について 厚願の美少年 2010/12/30 14:03
  先日小沢氏は通常国会での政倫審出席を表明したが、これに対して菅・岡田執行部は通常国会前での政倫審開催を主張し、新たな対立が表面化している。しかし小沢氏にしてみれば政倫審に出席するとした以上、その時期は大きな問題ではなくどちらでも構わないはずである。

あえて通常国会という条件をつけたのは、菅・岡田執行部が政倫審の開催を通常国会開催前で野党を説得できないと見立てた上でのことで、岡田幹事長のお手並み拝見ということであろう。

なぜなら自民・公明は23年度政府予算案に反対しており、通常国会での菅内閣の総辞職か解散条件付きの予算案審議を狙っており、そのためには国会対策上政倫審の開催を通常国会前より通常国会での審議とした方が野党にとっても有利であり、小沢氏は参院で与党が少数である以上そうならざるを得ないと洞察して先取り提案したのであろう。今は野党も小沢氏の意図を計りかねているようであるが、結局小沢案は野党には渡りに船で同調せざるを得ないのではなかろうか。

逆に菅・岡田執行部も野党不在の政倫審では野党の力を借りて小沢氏を懲らしめられず、通常国会前にするか否かは内閣総辞職を賭けた吉凶のおみくじである。参考までに現在の政倫審の党別構成議員は次のようである。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_iinkai.nsf/html/iinkai/rinri_f.htm
0040 恋戦恋敗の菅首相 厚願の美少年 2010/12/28 00:43
  各種報道ではたちあがれ日本が民主党の連立政権要請を拒否したと報じている。菅首相は無節操に自民党ー公明党ー社民党ーたちあがれ日本と片想いの恋文を送ってみたが、またも振野菅三郎とあいなった。ついでに共産党にも声を掛けてみたら?と言いたくなるような無定見と節操のなさである。

いいいよ1月13日の民主党大会では三行半か?、それとも幹事長・官房長官・外相・国交相を更迭して挙党一致体制に踏み切れるか?1・13は通常国会前の天王山だ。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101227/k10013097491000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101227/k10013108051000.html
0039 民主党役員会での主要議題はどちらか? 厚願の美少年 2010/12/26 23:58
  先週末に菅首相と岡田幹事長が「たちあがれ日本」と平沼代表の拉致担当大臣での入閣を条件に連立政権交渉をしているとの報道がなされ、それに対して早速読売ニュースは「与野党に不快感・戸惑い・批判…首相の連立打診」と与野党議員の賛否両論を報じている。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20101225-OYT1T00345.htm
0038 証人喚問は予算成立の絶対条件ではない 厚願の美少年 2010/12/21 23:47
  昨日の菅・小沢会談の決裂を受けて、今日の菅首相・岡田幹事長会談は小沢氏国会証人喚問の方向で一致したのではないかと報じられているが、どうも二人の通常国会対策戦略は理解できぬ。メディアに印象操作されているのではなかろうかと疑わざるを得ない。

一方自民党は今日の役員会で問責決議が為された仙谷官房長官と馬淵国交省大臣の更迭なくして通常国会には応じられないことを決定し、併せて小沢氏の証人喚問も要求すると報じられている。どちらを重要視しているかと言えば両閣僚の更迭である。小沢氏の問題は先の臨時国会で追求しながらも野党は国会審議に応じて来ており、今更小沢氏の証人喚問を理由に通常国会の審議拒否をしても筋が通らない。なのに菅・岡田氏は通常国会での野党対策のために小沢氏の証人喚問に拘り続けているのである。

仮に民主党内で小沢氏の証人喚問が決議され、国会での証人喚問が実現したとしても、野党は国会審議の条件に問責大臣の更迭を要求しており、現段階では予算案の成立見込みは全く不透明である。

一方民主党は証人喚問が開催されれば小沢氏への尋問に誰が立つのであろうか。証人喚問を意思決定した菅首相自ら尋問せねば筋が通らず、世論も納得すまい。そうなれば予算委員会での身内の喧嘩の全国テレビ中継で前代未聞の珍事であり、是非見てみたいものである。しかしそれで党内が丸く収まり以後の国会運営がスムースに行くはずがない。そのことが菅・岡田氏には想像できないのであろうか。

一方野党は両大臣の更迭が実現したとしても更にいろいろな問題を追求してくれば国会は紛糾し、おまけに小沢氏証人喚問で与党内の対立が表面化すれば、野党はそれに乗じ総辞職か解散を迫り、最善でも予算案成立と引き替えに解散を要求してくることは必定である。

今解散となれば民主党は第一党の地位を失い民主党政権に幕である。このように見てくるとどう見ても小沢証人喚問は解散抜きの予算案成立の絶対条件とはならないようである。何れにしろ菅自民党代替政権はいつ倒れても良いが、民主党の国民生活第一の政治の火は消えて欲しくはないものである。
0037 野党の目的と手段を読み違えた菅首相 厚願の美少年 2010/12/21 00:35
  今日菅首相と小沢元代表の会談が行われ、首相の小沢氏への政倫審出席の要請は物別れの失敗に終わったようだ。岡田幹事長と菅首相の小沢氏への強硬姿勢の裏には最悪小沢氏が政倫審への自主的な出席を拒んでも、党役員会で小沢氏の政倫審出席を議決すれば、本番の政倫審でも野党が小沢氏の政倫審招致に同調してくれるとの読みがあったと思われる。

ところが昨日今日のニュースを見ていると自民党の石原幹事長と大島副総裁、公明党の山口代表のコメントは、小沢氏が政倫審に出ないと言っている以上、強制力はなく政倫審を開いて招致の議決をしてもナンセンスだと言い始めている。特に今日の大島副総裁と山口代表のコメントは菅・小沢会談決裂後のコメントであり、このような発言が野党の責任者から出ると言うことは、岡田幹事長は政倫審開催について野党に全く根回しが出来ていなかった証でもある。

菅首相は不用意にそれも知らずに小沢会談に乗り出し説得にも失敗し、今となっては赤恥をかかされたようなものである。それと野党の小沢対策の目的と手段を読み違えていたようである。即ち野党の目的はあくまで菅政権打倒であり、小沢問題は菅内閣打倒の手段であることを菅・岡田執行部は読み違え、小沢を何んとか出来れば通常国会に協力してもらえるとの思い込みで小沢会談に猪突猛進したようである。

そしてその失敗を見て自公幹部は政倫審での議決参加の梯子をはずしにかかったようである。そうすれば菅首相の拙速な行動が民主党内で批判に晒され、民主党内の両院議員総会でも開催されれば、閣僚の問責対策も追求され、党内基盤は弱体化し、年明けの通常国会で総辞職か解散に追い込みやすいとの算段が今日の自公幹部の記者会見のようである。

いよいよ今日の菅・小沢会談を境に潮目が変わり、菅首相も党三役人事と内閣改造へと舵を切らないことには通常国会での総辞職は免れないのではなかろうか。そして初夢では「国民生活第一の政治」の夢をもう一度見せて貰いたいものである。

0036 Re: 政党ウォッチング(第八期) 厚願の美少年 2010/12/20 23:05
  3か月前はこんなふざけたことを投稿していたが、消費税増税が高所得者増税に代替され現実になってしもうたがな。自民党亜流政権は置換せよ。

0021 菅政権ウォッチング 厚願の美少年 09/18 11:30

国民 「日本を元気にする薬を早く調合してくれ!」

首相 「それは消費税増税と企業減税と労働者派遣法継続です」

経団連 「菅はマインドコントロールし易いな」

メディア 「これでOK、国民のマインドコントロールは委せなさい、そのような番組を続けるから」

野田財務相 「これで新政官財の利権復活だ、法案を準備しとけ、小沢グループには黙ってろ」
0035 共産党は協賛党か 厚願の美少年 2010/11/25 11:48
  米原子力空母「ジョージワシントン」がきな臭い黄海へ米韓合同軍事訓練のためと称して横須賀港を出向したと報じられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101124-00001327-yom-int
0034 様変わりの沖縄県知事選 厚願の美少年 2010/11/20 02:01
  前回の沖縄県知事選は民主党推薦の糸数候補と現知事の仲井真氏が普天間基地の辺野古移設を巡って真っ向対立して、辺野古移設容認派の仲井真氏が勝利した。当時は糸数氏支持の投稿をしたが、その時から4年年老いたかと思うとぞっとする。

ところが今回の知事選では普天間基地の県内(辺野古)移設反対の元祖伊波宜野湾市長と今では同じく県内移設反対に転向した仲井真知事間では大きな争点はなさそうである。しかし日テレニュースと東京新聞の報道を総合すると伊波市長の県内移設反対(米海兵隊はグアムへ)と中井真知事の県内移設反対はその内容に大きな違いがありそうである。
http://www.news24.jp/articles/2009/12/11/04149543.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010111902000037.html
0033 >岡田幹事長に「喝」 厚願の美少年 2010/11/16 23:32
  今回の仙谷官房長官と馬淵国交大臣に対する不信任案は民主党・国民新党の与党に加えて野党社民党の反対で否決された。同時にこの3党で衆議員の2/3以上を占めることも立証された。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101117k0000m010049000c.html
0032 政策・支持率が似てきた民・自党 厚願の美少年 2010/11/09 12:36
  昨日NHKより、世論調査による各政党の支持率が発表されていたが、特筆すべきは民主党支持率が5・5ポイント下がり24.1%となり、自民党の22.1%に近づいてきたことである。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20101108/k10015106951000.html
0031 岡田幹事長に「喝」、輿石参員会長は「あっぱれ」 厚願の美少年 2010/11/02 01:34
  民主党内や与野党間で小沢元幹事長の国会での証言を巡って、それが国会運営の取引材料にされているが、先般東京第五検察審査会は小沢氏を強制起訴したことは周知の通りである。そして現在小沢氏は最高裁へ特別抗告中であるが、一方では指定弁護人も選定され、いつ起訴されるかも分からない立場に置かれている。起訴されれば判決が確定されるまで推定無罪とは言え「被告人」である。

ところで憲法第38条1項は被疑者や被告人の人権を次のように擁護している

第三十八条  何人も、自己に不利益な供述を強要されない。

輿石参議員会長は頭書から憲法の理念に基づき小沢氏の国会での証言は不要と断言し天晴れである。それに引き替え岡田幹事長は憲法38条の人権を無視しようとする党内の反小沢議員や野党に揺さぶられて煮え切らない。

岡田幹事長は国会運営のため憲法第38条1項の人権を無視して小沢氏を国会証言させたいのであれば両院議員総会を開催して多数決で決すればよいではないか。それで党内と国会をスムースに運営できる自信があるのであればやればよいのである。その胆力がないのであれば、逆に憲法38条を大義名分にして野党に小沢氏の国会証言を堂々と拒否すべきである。

憲法38条を盾に野党に突っ張れないのは、岡田幹事長自身や菅首相や仙谷官房長官、前原外務大臣等の反小沢グループに野党の力を借りて何とか小沢氏を国会で証言させ、潰したいとの願望がある性ではないのか。また野党にそのことを見透かされているから何時までも小沢証人喚問でつきまとわれるのである。

党内で議決するか、それとも憲法38条を盾に野党を正面突破するか、国会運営のためどちらを第一歩として優先すべきか自明であろう、仮に小沢氏が国会証言に応じたなら国会がスムースに行く保証があるのか、そして次の通常国会運営まで野党は協力すると思っているのか、するはずはないであろう。

その洞察の上に立って、日米協議で普天間の米軍移設を辺野古に決めたと言っても沖縄県民の意思を考えれば今や辺野古移設は難しく有名無実であり、先ずはその観点から社民党福島党首を説得し連立に復帰させて衆議員で2/3を占め、強行採決策を講じることを最優先すべきであろう。それが実行できないようでは幹事長失格である。
0030 お〜い!民主党の生方さんよ 厚願の美少年 2010/10/31 11:42
  西武の渡辺監督が気の毒だ、早稲田の大石投手を当てのが見えないか、監督に顔が似てるのが分からぬか、えんやらや〜と廻して去っておくれよ政界を。だ
0029 悪手か、妙手か民主党の企業献金受領 厚願の美少年 2010/10/28 01:38
  メディアは民主党が一定の条件付きで企業献金を受けると岡田幹事長が発表したと報じている。野党が国会で政治と金の問題を追求している最中であるから驚かされた。岡田幹事長の狙いの真意は何か測り知れないが、公明党への媚びもあろう。妙手と出るか悪手となるか、大きな掛けである。

間違いなく野党やメディアにマニフェスト違反と槍玉に挙げられ、民主党の支持率は若干落ちるであろう。しかし国会で政治と金の問題を追求しながら企業献金禁止の法案制定には見向きもしない野党、特に自民党にはショック療法となるやも知れぬ。

なぜなら企業献金禁止法案を無視して政治と金を国会で追求しても首尾一貫せず、国民に矛盾を晒すことになり、追求の迫力を殺がれ、否応なく企業献金禁止法案に同調せざるを得なくなやも分からないからいのである。

企業献金は野党より権力を持つ与党に圧倒的に多く集まることは自民党が一番知っていることでもある。来年の地方統一選挙への軍資金の量は雲泥の差となる、これを指をくわえて傍観するより、企業献金禁止に同調して民主党への企業献金を阻止した方が自民党にとっては対等に地方選挙を戦えることになりよりベターなはずである。果たして吉と出るか凶と出るか、党内を説得できるかも含めて幹事長職を賭しての掛けであり、国会対策であろう。
0028 鳩山前首相は対中関係改善に必要 厚願の美少年 2010/10/24 23:34
  アサヒコムは『鳩山前首相、政界引退を撤回』と報じている。http://www.asahi.com/politics/update/1024/TKY201010240297.html?ref=any
0027 菅代表は選挙応援に行ったのか 厚願の美少年 2010/10/24 23:16
  読売新聞は「北海道5区補欠選挙は24日投開票され、自民党前衆院議員で元官房長官の町村信孝氏(66)が、民主党新人で元国土交通省職員の中前茂之氏(38)(社民党、国民新党推薦)ら4人を破って10回目の当選を果たした。」と報じている。
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20101024-OYT1T00412.htm?from=a
0026 菅代表はクリーンで開かれた民主党の口癖を封印せよ 厚願の美少年 2010/10/24 00:39
  菅代表は二言目には民主党をクリーンで開かれた政党にすると口癖のように言い、かつて小沢氏が代表や幹事長時代にはあたかもそうではなかったかのように当てつけがましいが、実際ご自分が代表になって以降、クリーンで開かれた政党に成るように行動しているのであろうか。

荒井聰前国家戦略相や仙谷官房長官に政治資金規正法に抵触するような政治資金の使い方があったことは既に報じられていた通りであり、また参議員選時の消費税増税案や企業減税案は党内論議を経ずに菅首相は打ち出したと言われており、民主党はクリーンで開かれた政党にはほど遠い。

そして最近では小沢氏の政治と金を批判してきた生方議員が2009年8月の衆院選後に提出した「選挙運動費用収支報告書」に虚偽記載の疑いがあると共同ニュースや読売で報じられている。
http://www.47news.jp/news/2010/10/post_20101019213301.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101019-OYT1T00631.htm

一方1日の所信表明演説で菅首相は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に参加することを打ち出したようであるが、これとて消費税同様党内の議論を経ていないようで、11月に横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)を前に党内で大反発を招いていると、産経新聞は報じている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101023/stt1010232117003-n2.htm
0025 小沢氏には政治活動を通じ人権喚起を望む 厚願の美少年 2010/10/05 11:41
  10月4日の東京第五検察審査会の2回目の議決で小沢氏は強制起訴されることとなった。これ自体は司法手続きの一環であり、どちらに転んでも50:50の確率があったわけであり、またメディアの影響を受けた世論調査でも政治と金の問題には批判が強く、国民から選ばれて世論を体現しているかのような検察審査会の結論は当初から予想されたことであり、特に驚くに当たらない。

ただ残念なのは、検察審査会の議決が今回の大阪地検特捜部のFD改竄の不祥事が発覚する前の9月14日に既になされていたと報じられていたことと、この議決によって小沢氏が起訴され、旧政官業の利権構造の破壊と対等な日米関係の構築が一歩後退することは否めないことである。しかしそうならないように小沢氏にはこれまで以上の政治活動を期待したい。

さて問題はこの議決を受けて、今後裁判所が選任した弁護士によって小沢氏は強制起訴され「被告人」と呼ばれるわけであるが、今の日本社会ではいつの間にか検察とメディアによって被告人=犯罪人という間違ったイメージが国民に刷り込まれ、無意識のうちに合意形成され、それが被告人はもとより、家族の人権まで侵害して社会的立場をも危うくしていることである。

このことは刑事被告人となり、無罪の判決が確定した人が警察や検察官から取り調べられるなかで、このままでは親や兄弟までが今の勤務先やこの町には居れなくなるぞ、と脅されたと告白していることからも推して知るべしであろう。

しかし小沢氏は先の民主党代表選の最中に、記者が検察審査会の2回目の起訴相当の議決を想定した質問に対し、「議員辞職も離党も考えていない」と述べ、政治活動を続けながら、裁判では潔白を主張していくことを表明したと記憶している。まさにこの言は最高裁で判決が確定するまでは「推定無罪」という基本的人権に裏打ちされたものであり、自分の人権を守る意味からも正論で、他人から非難されるべき問題ではない。

2回目の検察審査会の議決を受けて、民主党の原口前総務大臣はテレビのインタビューで「判決が確定するまでは推定無罪だ」と答え、反小沢の漣ほう大臣までが「推定無罪」と述べていた通りである。しかし一方立法に携わる与野党の国会議員のなかには検察とメディアが日本社会に刷り込んで来た、「被告人=犯罪人」のイメージを抱き、小沢氏は離党し議員辞職すべしと、人権無視の発言をしている人が居ることは嘆かわしいことである。

そこで小沢氏に今後期待したいことは、これまで以上に堂々と政治活動を続けて、議員辞職や離党すべきとの非難に対しては、その政治活動の中で「推定無罪」の基本的人権を説き、、今の日本社会に植え付けられている被告人=犯罪人の誤ったイメージを打破して払拭欲しいということである。

小沢氏のように日本を代表するような政治家が起訴されながら政治活動に従事し、実際の裁判闘争を通して人権を喚起することになれば、そのインパクトは大きく、推定無罪の人権意識が国民にも芽生え、小沢氏が日頃唱えている日本人の民主主義の醸成にも繋がり、スタートしたばっかしの司法制度改革のもとでの裁判員制度にも一石を投じることになるはずである。

ところで今回の東京第五検察審査会の議決文の最後に「国民の権利として、裁判で審理されることを望む」というような趣旨が述べられているとニュースで報じられていたが、「国民の権利として」とまで言うのであれば、検察審査会の実態はあまりにも国民には知らされておらず、その審議も密室でなされ、裁判が公開の原則であることに比べれば、あまりにもかけ離れた制度でありおかしい。このことは追って司法行政ウォッチングのスレッドに投稿したいと思う。
0024 山口委員長のレッドカードはどうなった? 厚願の美少年 2010/10/04 00:52
  公明党の山口委員長が無投票で再選されたと報じられたが、いまだかって公明党では委員長選を見たことがない。これでは他党の代表選を批判する資格はなさそうである。

さてそのことはさておいて、先の参議員選挙で山口公明党委員長は唐突に消費税増税を唱え始めた菅首相にサッカーのレフリーが所持しているのと同じ「レッドカード」を街宣車の上でかざして退場を迫っていた姿は国民の目に今でも鮮明に焼き付けられているように思う。特に今年はワールドサッカーが行なわれただけにレッドカードを応用した選挙戦術は巧みで鮮烈であった。

さてその印象がさめやらぬ中で臨時国会がスタートしたが、公明党の国会対策は菅政権には是々非々で臨むように報じられ、どの野党より協力的なようである。しかし山口委員長のこのような変心はレッドカードを突きつけられた民主党には痛し痒しであろうが、ネジレ国会の現状では背に腹は変えられないとの思いで朗報ととらえられているのではなかろうか。

仮に民主党と公明党が政策的なパーシャル連合を組むとなれば、国民は民主党より、レッドカードを引っ込めた公明党に不信感を抱くことは明らかであり、その後の公明党の世論調査の支持率の変化に注目してみたい。
0023 細野議員の訪中は二重外交か 厚願の美少年 2010/10/01 11:36
  細野議員の訪中に機を合わせたように、中国政府は3人の日本人を釈放した。そして帰国した細野議員は今回の訪中はプライベートなものだから特に話すことはないと記者団に答え、また訪中に際して首相の親書も預かってないと答えている。一方政府側も細野氏の訪中は関知していないと述べている。

それでも中国政府は高級車で出迎え、外国の政府要人が宿泊する所に送迎する映像が日本でも放映されていたところを見ると、細野氏と個人的なコネクションのある中国政府要人と面談したことは疑いなさそうである。

そして日本のメディアは細野議員が訪中して3人の日本人が釈放されたのであれば、二重外交ではないかと批判している。しかし日本人を救い出しに行くのに二重外交も三十外交もあるまい。水に溺れている人を助けるには泳ぎの達者な人でなくては助けられない。

本来前原外務大臣が訪中できれば二重外交という批判も受けないのであろうが、泳ぎが下手なのであるから人の救出には行くに行けないであろう。菅首相は適材適所で内閣人事をすると言っていたが、外務大臣はそうではなかったという何よりの証左である。

しかし一方では412人内閣とも言っていたから、細野氏の訪中を批判するのことはできず、またメディアの二重外交批判も当たらないであろう。結論として言えることは、小沢元幹事長が率いて行った訪中団なかりせば・・である。
0022 最高顧問兼倫理委員長は何する役ぞ 厚願の美少年 2010/09/21 07:23
  9月20日のNHKニュースによれば、民主党菅執行部は江田前参議院議長を党の最高顧問兼倫理委員長に据えたと報じている。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100920/k10014087511000.html

現在民主党の最高顧問には渡辺恒三議員が就いているが、江田氏の場合は最高顧問に「兼倫理委員長」という聞き慣れない名称が付き、目新しい役職である。これは一体何する役ぞ?、との疑問が湧く。

想像するに倫理委員とは一般的に党規違反を取り締まる役職であろう。賢明な諸氏は既に想像されていると思うが、小生も小沢氏が検察審査会で2回目の起訴相当になった場合に備えて、その時には江田氏が先頭に立って倫理委員会を招集し、離党勧告をするための役職ではないかと思う次第である。

仮にそうであるならば、江田議員は弁護士でもあり、何よりも人権を守る立場の人である。最高裁での最終判決が確定するまでは「推定無罪」の立場に立ち、岩手県の選挙区で国会議員に当選し、国政を付託された議員の立場を守らねば、民主主義が成り立たない。また民主党の党名に懸けても離党勧告をするような党利党略の軽挙妄動は慎むべきである。

もし江田議員が小沢氏に離党勧告をするようなことがあれば、先ず自ら弁護士の資格(バッジ)を返上してからにして欲しい。何れにしろ最高顧問兼倫理委員長の役職がそのような役回りでないことを望みたい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q147734269
0021 菅政権ウォッチング 厚願の美少年 2010/09/18 11:30
  国民 「日本を元気にする薬を早く調合してくれ!」

首相 「それは消費税増税と企業減税と労働者派遣法継続です」

経団連 「菅はマインドコントロールし易いな」

メディア 「これでOK、国民のマインドコントロールは委せなさい、そのような番組を続けるから」

野田財務相 「これで新政官財の利権復活だ、法案を準備しとけ、小沢グループには黙ってろ」
0020 第二次菅内閣に適切な呼称は 厚願の美少年 2010/09/17 23:13
  午後9時からの菅首相の記者会見をテレビで観ていたところ、首相曰く、今度の第二次内閣は「有言実行内閣」と呼んで欲しいとのこと。しかし第一次内閣の時は論より証拠、「騎兵隊内閣」と自分で命名していたことを記録したブログがある。まだ法律一本成立させていないのにもう呼称を変えるのだろうか。
http://d.hatena.ne.jp/shins2m/20100609/1276012818
0019 民主党代表選と菅人事で見えたもの 厚願の美少年 2010/09/16 23:33
  菅首相は代表選後、ノーサイドとし、新体制は挙党一致体制で行くと述べていたはずであるが、官房長官、政調会長は留任、幹事長は横滑り、噂では小沢氏を支持した原口総務大臣と樽床国対委員長は更迭、そして肝腎な小沢氏と輿石氏には実権のない党代表代行の打診であれば、第一次菅体制と同じく明らかな脱小沢人事もさることながら、完全な論功行賞人事である。これでは菅首相は言行不一致もいいところ、明らかな二枚舌人事である。この体制で内憂外患をどこまで打破できるかやってみなはれ、政治ファンにとってはセ・パの優勝あらそいよりおもしろそうである。

しかし今回の人事で菅首相を支える前原・岡田等のグループの志向する政治の輪郭が見えてきたような気がする。内政面では自民党時代の旧政官業のトライアングルを新しい政官業のトライアングルに作り直そうとしているように見える。そして外交は自民党の親米外交をそっくり引き継ぎ、日米韓を基軸にしたアジア外交安全保障体制に重点を置いている。また現行憲法の解釈改憲で集団的自衛権は可能だとか、武器輸出三原則は廃止すべきだとか、非核三原則の「持ち込ませず」を見直すべきだとか、米国よりの考え方の議員が多いのも特徴である。要は米国のアーミテージ・ナイの外交安全保障理論の踏襲であろう。そしてゆくゆくは自民党の若手グループとの連立も視野に入れているのではなかろうか。

とにかく今回の小沢対菅の代表選と今回の人事をとおして、民主党内に潜在していた内政外交の路線の違いがぼんやりと見え始めたようである。一方小沢・鳩山・輿石の旧社会党グループは内政面では政官業の利権を押さえ国民生活第一の施政であり、外交は米中とは対等な等距離外交施政ではないかと思われる。それに対して旧民社党のグループは両方に割れているようでもあるが、今回の代表選では多くは菅支持に廻ったようである。

そしてメディアも含めた新たな政官業は、この路線の違いを既に察知して、何としても鳩山・小沢・輿石旧社会党グループを民主党内の少数派に貶めようと必死になっているようである。それには政治と金の問題が一番手っ取り早く、鳩山・小沢・北海道の日教組、輿石氏の山梨県日教組が警察検察に狙われ、メディアは待ってましたとばかりこれを大々的に報道し、このグループのイメージダウンを画策しているように見えてならない。

何れにしろ今回の代表選を境に民主党内の内政・外交面での路線争いが活発になりそうな気配である。そしてメディアと菅グループは示し合わせたように路線争いをしていることを覆い隠し、脱小沢とか、脱トロイカとか、政治と金の政治からオープンでクリーンな政治へとか、412人の内閣とか、大衆受けするキャッチフレーズを並べ立て与論を味方に付け闘ったのが今回の菅グループとメディアの選挙報道戦術ではなかったか。

ところで丁度今、ラジオで輿石氏と小沢氏は打診されていた党代表代行を断ったとのニュースが流れてきた。これからは民主党内の路線と政策をめぐる闘いであり、当然のことであろう。
0018 民主党は政策と人事で挙党態勢を 厚願の美少年 2010/09/15 17:14
  昨日のニュヨーク為替市場は、菅政権続投の結果を受けて東京の為替市場が1ドル=83円ぎりぎりの円高になったのに連れて、瞬間82円90銭台の円高を示したようである。これは菅政権が引きつづき「口先介入」しかできないと見透かしてのことであろう。そして今日の午前の東京為替市場でも、ニューヨークに連れて82円80銭台の円高になるや、東京株式市場も日経平均株価が前日比85円安まで急落した。

ところが、午前10時半頃から日経平均株価が前日比85円安から100円高に急騰し始めたようである。何があったか11時のニュースを聞いていたところ、政府日銀(菅政権)がやっと重い腰を上げ、1000億円超の単独為替介入に踏み切ったとのことである。

これまで菅政権やエコノミストは単独介入は効果がないとの見解で為替介入に躊躇してきたことは紛れもない事実である。しかし一時的な効果かどうか分からないが、介入後円は一時85円台まで円安となり、後場での日経平均も前日比250円高の9500円台に回復している。

では何が菅政権に一か八かの為替介入を促したのであろうか。紛れもなく民主党代表選で対立候補の小沢氏が自分が首相になれば円高デフレ対策として為替介入も即実行すると大胆な公約をしたことが、介入に逡巡してきた菅政権の背中を押したことは間違いなく、紛れもない小沢効果である。既に代表選を通しての政策論争を見てもその経済効果の違いは明らなはずである。

>今回の代表選を通して分かった事は菅首相と小沢氏の政策の違いである。先ずこの政策の違いの調整をせずに人事面で挙党態勢を敷いたところで、真の挙党態勢とは言えないであろう。そして今度の代表選を通じての政策論争はどう見ても小沢氏の方が具体的で説得力があったように思われ、政策で歩み寄らねばならないのは菅首相の方であろう。

ところで目下、菅首相は小沢氏をどのように処遇したらよいか、代表経験者の意見も聴取して思案中のようであるが、代表選で見せた小沢氏の見識と政策通であることは、これまで言われた政治力と決断力にプラスされる能力で、もはや民主党幹事長として右に出る者はないことは明らかである。

メディアもスタートした菅政権を内憂外患政権と評しているとおり、党内には200人の反菅議員を抱え、外では国会はねじれて野党の四面楚歌である。このような状態でパーシャルの話し合いを続けていたならば、23年度予算の年度内(来年3月末)成立はとてもおぼつかいないであろう。よしんば成立したとしても民主党原案は修正され、その上衆議院解散条件付きの予算成立が関の山であろう。

まさに内憂外患とはこのことである。この難題を乗り越える選択肢は極めて限定的で唯一無二と言っても過言ではあるまい。それには小沢氏を幹事長に抜擢することで先ず200人の反菅勢力を鎮め内憂を取り除き、その上で小沢氏の政治力に託してネジレ国会の外患に対処すれば、内憂外患とも一石二鳥で解決できる可能性がある。

メディア人事では幹事長候補に岡田外相、前原国交相の名が挙がっているが、彼らは反小沢の急先鋒であり、とても200人の反菅議員を鎮めることは不可能であろう。小沢幹事長人事しかこの内憂外患を乗り越え、菅首相が代表選で述べた「09年マニフェストの最大限の達成」を実現する方法はあるまい。国民も民主党に望んでいることは政策と人事面で挙党一致を計り、国民生活第一を掲げた09年のマニフェスト実現である。

0017 小沢氏、早くも一兵卒宣言 厚願の美少年 2010/09/15 00:30
  民主党代表選での敗北を受け、小沢氏は支持議員を前に「これからは一兵卒として、民主党政権の成功のために尽力する」との趣旨を述べていたように思う。一方勝利した菅首相は選挙前には小沢氏の受け売りで「挙党態勢」と言っていたが、早くも人事は白紙と挙党態勢をトーンダウンさせ、またも言うことがころころと変わっている。

しかし今回の代表選を通して分かった事は菅首相と小沢氏の政策の違いである。先ずこの政策の違いの調整をせずに人事面で挙党態勢を敷いたところで、真の挙党態勢とは言えないであろう。そして今度の代表選を通じての政策論争はどう見ても小沢氏の方が具体的で説得力があったように思われ、政策で歩み寄らねばならないのは菅首相の方であろう。

小沢氏が一兵卒で尽力すると言った背景は何かと推察すれば、菅首相との大きな政策違いであり、首相が政策で歩み寄ることはあり得ないとの判断があるものと思われる。何れにしろ政策が違う以上、小沢氏は当分は次の臨時国会の国会運営の成り行きを見ながら、菅政権のお手並み拝見という作戦ではなかろうか。

そして必要と見れば「国民生活第一」の政治実現のために民主党を集団離党してから、民主党と連立政権を組み、菅政権に政策を迫ることも選択肢であろう。さて菅政権続投が決定したとたんに円高が再燃し始め、15日の東京の為替と株式市場は一段の円高、株安でデフレ懸念が深刻となりそうである。党員・サポーターがメディアに踊らされたため、国民は国民生活不在の政治に泣かされそうである。
0015 最後のスピーチの目玉は何か 厚願の美少年 2010/09/14 11:44
  いよいよ2週間に亘る民主党代表選挙も今日の菅首相と小沢議員の最終スピーチで決着する。小沢氏もマスメディアのパッシングに耐えて強大な権力を持つ現職の総理大臣に挑戦し、よくここまで逆風と荒波乗り越えて来たものだ。

ところで過去の民主党代表選では最後のスピーチで浮動票が動かされたと巷間言われているが、今回はどのような目玉が二人から飛び出すであろうか、菅首相には余り期待出来ない。例え出たとしてもこの代表選中にも小沢氏の政策にすり寄る様な発言が多く余り信用できない。

一方小沢氏は日曜日の名護市議会選挙で辺野古移設反対派の市長派議員が過半数を占めたことで、今後の日米協定(辺野古移設)を菅首相は進めることができるのかを問い、早晩菅政権は辺野古問題と国会運営で行きずまることをスピーチでイメージできれば、現在菅首相を支持している議員もかなり動揺を隠せないであろう。

何れが勝とうが小沢排除はもはや不可能な状勢であり、小沢氏は選挙で負けても実質勝利という構図が選挙後の党内勢力図ではなかろうか。

ところで直近のテレビ番組も菅氏が首相に相応しいとの街中のシール調査風景を報道して、最後まで反小沢戦術を展開している。ところでこの手のシール調査も市民が事実をしっかり見て自分で考えた真の意思表示になっているであろうか。過去1年に亘ってメディアが流し続けた小沢パッシング報道に国民が知らず知らずに感化された結果でないとは否定できない。その意味では市民の真の意思表示ではなくメディアの意思を市民が代弁させられた世論調査とも言えるであろう。

また今週の複数の週刊誌は当事者に事実を確認もせず、小沢氏と民主党女性議員との醜聞を掲載している。この狙いは投票直前に他の小沢ガールズのジェラシーと反感を誘い、一人でも二人でも反小沢票を増やそうとの狙いであろう。どこまでメディアは事実を報道しているのか読者は鷹の目でウォッチングしていくことが求められて居ると言えよう。

0014 >>>>>>民主党代表選ウォッチング 厚願の美少年 2010/09/07 14:11
  元外交官の天木直人氏は9月7日に自信のプログで「代表選に勝っても捨てられる運命にある菅首相」と題して、次のような投稿をされている。全く同感である。

http://www.amakiblog.com/blog/
0013 >>>>>民主党代表選ウォッチング 厚願の美少年 2010/09/04 17:20
         =政治理念と政策が見えてきた小沢一郎と見えない菅首相=

先日の共同記者会見及び記者クラブでの討論会、さらにNHKテレビ夜9時のニュース番組での個別のインタビュー、テレ朝の小沢氏だけの単独インタビューを全て見てきて、小沢氏の政治理念や代表選での「国民生活第一」の政策内容はどのようなものか大分分かってきた。しかし菅首相の政治理念はどのようなものか、また衆議院選のマニフェストを実行するのかしないのか、参議員選挙のマニフェストはどうするのか、急遽持ち出した消費税の増税はどうなるのか、はっきりしているのは小沢氏へのネガティブな批判のみで、政策は今ひとつはっきりしない。

そこで二人の政治理念や政策を纏めたブログを当たってみたが、小沢氏については分かりやすく纏められた「杉並からの情報発信です」というブログが見つかったので紹介したい。一方菅さんは現実に即してころころ変えていくために不要なのか、残念ながら見あたらなかった。どなたか紹介戴きたいものである。http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/5c231e70f6343eef60d30d65f2f17a89
0012 >>>>民主党代表選ウォッチング 厚願の美少年 2010/09/03 00:10
      =憲法75条に規定される内閣総理大臣自身の問題について=

今日、日本記者クラブで行われた民主党代表選の菅*小沢の公開討論会で、質問者から小沢氏へ、検察審査会で2度目の起訴相当の議決が出た場合に、憲法第75条を盾にして訴追を回避しないかという趣旨の質問がなされていた。

第七十五条
 国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これがため、訴追の権利は、害されない。

この問題はこれまで反小沢のメディアが、小沢の民主党代表選出馬は内閣総理大臣になって憲法75条を盾に訴追を免れるためではないかと、反小沢の印象操作と与論操作のために一様に書き立てて来たように思う。そのことを今日の質問者はメディアを代表して小沢本人に質したのであろう。

その質問に対して小沢氏は「逃げません」ときっぱりと、堂々と答えていたのは立派であった。おそらく視聴者やどちらに投票しようか迷っている投票権のある民主党関係者には好感を与えたのではないかと思う。

言わずもがな、「逃げません」と言うことは、憲法75条では内閣総理大臣も訴追を免れようと思えば可能であるが、訴追を受けるということである。しかし、「逃げません」と言う意味には、もう一つの「逃げません」という意味のことも含まれている筈である。

それは例え起訴されても最高裁で有罪が確定するまでは「推定無罪」であり、内閣総理大臣に留まって職務を遂行しながら堂々と裁判で闘います、という意味の「逃げません」である。今の日本は内政、外交共に閉塞状態に陥り、今日の討論会の質問にもあったように、外国からも無視されつつあり、まさに国難に直面している状態である。この国難を打開するには小沢氏は余人を以て代え難い希有な政治家であり、最高裁判決が出るまで総理大臣に留まり是非国難を打開して欲しいものである。

それと総理大臣が「推定無罪」を盾に、総理大臣の職務を継続することによって、日本人に深く根ざしている被告人=犯罪人という誤った固定観念(偏見)を目覚めさせ、払拭できる副次的効果が期待できるのである。そのような意味でも日本の司法が植え付けた被告人=犯罪人という日本人の常識を打破するために、小沢氏には転んでもただでは起きて欲しくない、と思う次第である。




0011 >>>民主党代表選ウォッチング 厚願の美少年 2010/09/02 17:34
  昨日に続いて今日、日本記者クラブで行われた民主党代表選の菅*小沢の公開討論会をNHKのテレビ中継で見たが、どちらが現職の総理大臣で挑戦者か分からない印象を受けた。昨日の共同記者会見もそうであったが、菅首相に比べ小沢氏は内政・外交共に詳しく、話の内容が具体的で説得力があったように思う。

最後に質問者から「最近日本は外国から無視されているように思うが、その原因を二人に聞きたい」との質問がなされたが、小沢氏は自分の持論をしっかり述べていたが、菅首相は質問内容をはぐらかし全く答弁になっていなかった。昨日今日の会見と討論を通して菅首相には内政・外交ともに理念が乏しく、言葉に説得力と力強さがなく、これでは官僚を説得して政治主導へ転換することは難しいかろう。巷間、菅政治は官僚主導の政治になりつつあると言われているが、それを裏付けるような二日間のテレビ中継であった。

昨日の共同記者会見について、元外交官の天木直人氏はブログで「小沢氏の完勝」と次のように論評されている。http://www.amakiblog.com/blog/
0010 >>民主党代表選ウォッチング 厚願の美少年 2010/09/02 00:10
  >         =この嘘つき野郎=

今日の民主党代表選候補者の共同記者会見の模様を夜9時のNHKニュースで再度見ていて気が付いたことは、菅首相が「1に雇用、2に雇用、3に雇用」と強調していたことについてである。

そこまで言うのであれば、参議員選挙前の通常国会を延長して、衆議院に上程されていた、非正規社員の採用対象職種等を減らす、「労働者派遣法の改正法案」を成立さ、雇用対策をしなかったのであろうか。

社民党は連立を離脱してもこの法案には賛成すると言っていたので、参議員選挙前であれば成立させられたはずである。ところが参議員選挙後は社民党を入れてもネジレ国会であり、今更「1に雇用、2に雇用」と言われても、共同記者会見時の発言通り事が進むとは信じられない。

この法案成立に例を採ってみても、如何に今後の法案成立が難しいか分かるはずである。仮に「労働者派遣法の改正法案」を今後成立させようと思えば、他の野党の協力を得ねば成らず、骨抜きか、大幅修正させられ、非正規社員の採用対象職種が大幅に緩和されるであろう。

首相は今後の法案成立はパーシャルで進めると言っているが、民主党原案は以上のように骨抜きか大幅修正されると言うことである。それでも理念や利害が完全対立する重要法案では野党は倒閣を狙って簡単には応じないであろう。そうなると先般党内の新人議員との懇談会で解散は3年後までしないと約束して自ら解散権を封じた菅首相は総辞職か、若しくは新人議員に嘘をついたことになっても解散する場合もあるであろう。

そこで小沢支持派の山岡前国会対策委員長が野党は参議員選挙でレッドカードを突きつけた菅首相とは連立を組めないと言っているという意味と連立の必要性と新たな連立政権が可能なのは菅首相より小沢一郎の方だと言っている意味も分かろうというものである。
0009 >民主党代表選ウォッチング 厚願の美少年 2010/09/01 18:10
           =この嘘つき野郎=

先ほどまで民主党代表選候補者の共同記者会見を聞いていたが、産経新聞ニュースが報じているように、菅首相は『「(小沢氏も)幹事長を辞められて、一定のケジメをつけられたと認識しているが、首相になられるのなら、しっかりしたご説明が必要だろう」と発言した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100901/stt1009011710020-n1.htm
0008 民主党代表選ウォッチング 厚願の美少年 2010/09/01 15:11
  経済評論家植草一秀氏は今回の民主党代表選での二人の政策の違いを分かりやすく次のようにウォッチングしている。2010年9月 1日 (水)付けの氏のブログ「知られざる真実」からの紹介である。

菅直人氏と小沢一郎氏の基本政策を比較する。

菅直人氏の基本政策は、

@対米隷属
A官僚利権温存
B市場原理主義
C財政再建原理主義
D景気よりも財政再建第一
である。

これに対して、小沢一郎氏が示す基本政策は、

@対等な日米同盟
A官僚利権根絶
B共生重視主義
C財政の無駄排除の徹底
D国民の生活が第一
である。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/post-c6af.html
0007 >>コロコロ変わる菅首相 厚願の美少年 2010/09/01 13:54
  またも変心した、菅首相。1昨晩鳩山ー菅会談でトロイカ体制による挙党一致体制に合意しながら、開けてみれば平然と合意を反故にする変わり身の早さ、殿ご乱心と同様の体であろう。

一方昨日のテレビニュースではで菅政権を支持している前原国交大臣が鳩山ー菅会談の内容に異議を唱えている様子が放映されていたが、おそらく前原氏などの支持者から人事で妥協するのであれば支持できないとでも言われたのではなかろうか。

しかし鳩山政権時代のトロイカ体制+1は鳩山総理大臣+菅副総理大臣+小沢幹事長+輿石参議院議員会長の体制であり、これと比較して鳩山首相が提案したトロイカ体制が何を意味するか、菅首相が分からず同意したとは思われない、同じ民主党の釜の飯を食っていれば、言わずもがなのことであろう。

まさに鳩山ー菅会談の内容より、菅首相の優柔不断さと保身のための変わり身の早さが印象づけられた真夏の夜の夢であった。何れにしろ談合になびいたのは小沢一郎ではなく、総理大臣のイスに恋々とする菅直人であったことは、参議員選敗北の責任も取らず居座りつづけている事実からも明らかである。まあ、人間菅直人の人間性我欲出たドタバタ劇を無料で楽しませて戴い感じである。


0006 >コロコロ変わる菅首相 厚願の美少年 2010/08/31 11:52
  今夜(8月30日)の鳩山ー菅首相会談で民主党設立と政権奪取時のトロイカ方式+1(鳩山・菅・小沢・輿石)体制に戻ろうという合意ができたとニュースでは報じられている。そのような菅首相の変わり方であれば歓迎である。

そもそもトロイカ体制をおかしくしたのは、菅氏が代表選に出馬する時の「小沢不要」発言にある。いや、もう少し前であろう。即ち鳩山首相が辺野古問題を5月末までに結論を出すと公約後、1月の名護市長選で辺野古移設反対派の稲嶺氏が市長に当選し、名護市民の要望と米国の辺野古移設の要求の狭間で鳩山首相が迷走し始めた3月頃から、鳩山首相の支持率が低下し始めたのを見て、このころから急に菅副総理は辺野古の問題には全く関わっていないというようなことを言い出し、鳩山首相に距離をおき始めた様に見受けられる。

おそらくこの頃に鳩山首相の行く末を見定め、鳩山では6月の参議員選挙は戦えないと予想し、仙谷・前原・岡田・枝野・野田・玄葉氏らは菅政権構想の基本となる参議員選用マニフェストづくりに取り組んでいたのではないかと思われる。それでなくては民主党代表選が終わり、参議員選までの短時間で参議員選挙用のマニフェストが出せるはずがない。おまけに菅首相から消費税増税と企業減税案が示された際、仙谷官房長官と玄葉政調会長は口裏を合わせてたように、これは参議員選の公約と思って貰って良いと記者の質問に答えていることから見ても、鳩山辞任後は菅政権という構想が用意周到に彼らの間で準備されていたのではないかと思われる。

そして鳩山氏が辞任するや、菅氏は直ぐに代表選への立候補を表明し、次は鳩山・小沢氏がダブル辞任で動揺さめやらぬ間隙をついて、今度は前原国交大臣がすかさず、小沢氏の先手をとり、菅支持を表明し、小沢氏の出鼻をくじくのに成功したのである。犬猿の仲の前原氏に本命菅支持の先手を取られた小沢氏は後手に回り、対抗馬の模索に苦慮し、代表選に臨まざるを得なかったのが実状ではなかろうか。そして同時に前原、仙谷、岡田、枝野、野田、玄葉各氏は鳩山、菅、小沢のトロイカ体制から菅氏を引き抜き、現体制を築くことに成功したのである。

一方担がれた菅首相は元より理念無き日和見の超現実主義者であるから、首相になれるのであれば、担ぎ手が旧政官業寄りであろうが、親米派であろうが、集団的自衛権容認派であろうが、武器輸出三原則廃止論者であろうが、抵抗無く御輿に乗り、首相のイスを射止めたものの、参議員選で手痛い惨敗を帰し、今回の代表選で予期せぬ党内路線抗争に火をつける形で、小沢、鳩山、輿石氏との対峙に直面し、昨晩の鳩山ー菅会談にもつれ込んだというのが実状であろう。

何れにしろ菅首相が従来のトロイカ体制の原点に戻ろうということに目覚めたのであれば、「国民生活第一」のマニフェストを小沢・鳩山・輿石各氏の総力を借りて挑戦することができるかどうかである。そしてそのための党と内閣の適材適所の人事を敷けるかどうかであり、同時にこのことは親米、旧政官業寄りの政策を推進しようとする前原、仙谷、枝野、岡田、玄葉氏等と決別できるかどうかでもある。それであればトロイカ体制+1に支えられた菅内閣で丸く収まるはずである。

仮にこうなれば一番切歯扼腕するのはメディアを含めた旧政官業、米国ロビスト、民主党分裂で政界再編を期待していた野党の面々であろう。とりわけメディアはこれまで情報を操作し、頻繁に反国民生活第一、反鳩山、反小沢の報道を繰り返して与論を操作しておいて、一方ではしつこく世論調査を繰り返して、支持率の低下を見せつけ、民主党内の国民生活第一派潰しにものすごい金とエネルギーを使ってきたが、仮にトロイカ+1の体制が再構築されれば、その思惑が外れ、梯子をはずされた思いであろう。しかしそうなることも想定してメディアでは既に新たな反民主党潰しの材料探しが始じまろうとしているようである。

何れにしろ今日(8月31日)の鳩山氏による菅ー小沢会談がなり、トロイカ再興が成功するか否か、興味津々である。


0005 コロコロ変わる菅首相 厚願の美少年 2010/08/30 11:48
  昨夜再度菅ー鳩山会談が行われたと報じられている。先日菅首相は激励に来た1年生議員を前に、正々堂々と闘うと宣言し、自ら拳を振り上げ気勢を上げていた姿がテレビで放映されていたが、昨晩の鳩山前首相との会談を聞いて唖然とした。朝日新聞の社説の見出しで、「あいた口がふさがらない」との評は小沢ではなく、むしろ菅首相の方であろう。

これではなにが正々堂々と闘うと言えるのだろうか、激励に来た新人議員こそ、騙され、言い面の皮である。一国の首相が舌の根も乾かぬ内から軽々に言動を翻しては見苦しい。
0004 姑息な菅首相派の代表選戦術 厚願の美少年 2010/08/29 21:29
  今朝10時のテレ朝の政治討論番組(フロントライン)は民主党代表選での菅首相支持派と小沢支持派議員が2名づつ出席しての討論であった。それでも司会者の進行は終始反小沢で反小沢の企画番組であったよう思う。その中で小沢支持派の山岡前国会対策委員長は司会者の厳しい反小沢の質問と菅首相支持の寺田首相補佐官の主張をことごとく論破し、お見事であった。

この討論の中で菅首相を支持する寺田首相補佐官は司会者の誘導尋問に、待ってましたとばかりに、小沢氏の政治と金の問題について、持論を述べていたが、菅首相は先の臨時国会で野党から小沢氏の政治と金の問題を質されて、「幹事長を辞任されたことは政治的には非常に重い決断で、はけじめがついている」と答えていることを忘れて貰っては困るのである。

首相補佐官ともあろう者が首相の国会答弁を無視して、菅首相の思いと違うことを代弁するとは言語道断である。仮に今回の代表選で菅支持派が小沢氏の政治と金の問題で先の臨時国会での首相発言と違う発言を継続するのであれば、臨時国会での首相見解は何であったのか、先ずしっかり理由を説明してから、小沢批判をすべきである。

これ以上同じ様なことが菅支持派から繰り返されるようであれば、菅首相が黙認していると思われてもやむを得ないであろう。そうなれば菅首相自ら国会答弁は一体何だったのか明確な回答が必要である。それとも野党の質問に心にもない嘘の答弁をしてしまったと、またまた「ころっと」前言を翻し、二枚舌の恥をさらけ出すかである。


0003 小沢前幹事長の立候補を祝す 厚願の美少年 2010/08/26 15:24
  祝辞を考えたがこれに勝る歓迎の言葉はないと思い、元外交官天木直人氏のプログを紹介します。http://www.amakiblog.com/blog/
0002 小沢起つべし! 厚願の美少年 2010/08/25 01:39
  9月1日の民主党代表選告示まであと7日間となった。メディアは小沢前幹事長の一挙手一投足に戦々恐々としながら、一方では相も変わらず小沢氏のネガティブ情報を流布し、暗に菅首相の続投を支持しているように見える。

小沢氏はメディアに嫌われ、菅首相はどうしてメディアに支持されるのであろうか、小沢氏は「国民生活第一」の衆議員選のマニフェストを断固堅持しようとしているのに対して、菅首相は参議員選マニフェストで国民生活第一の政策を反故にし、おまけに経団連が提言している消費税増税と企業減税を打ち出し、暗にメディアを含めた「旧政官業第一」の政策に転換して見せたからであろう。そうなれば大手メディアも企業からのテレビコマーシャルや新聞広告の増加が期待できるからであろう。国民の生活より業界の利権優先のための小沢パッシングであることに騙されてはならない。

要は「国民生活第一」のために予算を重点配分しようとする小沢はメディアを含む旧政官業にとって邪魔であり、排除したいのである。またメディアは、小沢は古い自民党的体質を引きずっていると批判をするが、「国民生活第一」の政策こそが一番自民党的体質から脱皮している何よりの証である。「政治と金」の問題にしろ、報告時期の遅れはあったとしても、まだ自民党の政治家よりしっかり政治資金規正法に従い報告されているのではないだろうか。メディアは小沢の「国民生活第一」の政策を批判しても小沢を追い落とすことは難しいから、与論操作に手っ取り早い「政治と金」の問題を小沢追い落としの手段に最大限利用していることは明らかである。

何れにしろ民主党の「国民生活第一」の政策を反故にしようとし、また無駄の削減より消費税増税と企業減税を優先させ、自民党の政策に迎合し、参議員選で惨敗し、与党を過半数割れに追い込み、国会をネジレさせた菅首相の責任は重大であり、即刻辞任してしかるべきであった。

しかし逆に居座ったがために、代表選挙迄の時間を持て余して居る間に、次第にレイムダックに陥り、円高デフレ政策にタイミング良く何も手を打てず、今日のロンドンの為替市場では1ドル=83円台に突入したと報じられている。この間菅首相は日銀総裁とは会談もせず、電話連絡でお茶を濁し、具体策は無しのつぶてのまま、一方では代表選のため民主党の一年生議員との懇談にうつつを抜かしているのである。また野田財務大臣もテープの再生を聞いているように、毎回同じこことの繰り返しで無策無能ある。これでは為替市場に足下を見透かされ、円高に成らない方がおかしい。

更に菅首相が参議院選挙で掲げた「強い経済、強い財政、強い社会保障」も選挙で惨敗し、消費税増税や企業減税も白紙撤回状態となり実質破綻したも同然である。今や菅内閣は頭脳が脳死状態で閣僚の手足のみがピクピク勝手に動いている状態である。例え菅首相が代表に再選されたとしても、もう手遅れで脳死状態は回復せず、菅政策は手詰まり状態であることは明らかである。仮に菅首相が「強い経済、強い財政、強い社会保障」に代わる政策を打ち出せば、今度は野党からは十字砲火を浴び、パーシャル連合など夢のまた夢であろう。くどいようであるが参議員選敗北の責任を取って代表選出馬を見送るべきである。

それでも敢えて代表選に出馬するのであれば、今回の民主党代表選挙は「国民生活第一」の政策を進める人を選ぶのか、腹の底で消費税増税と企業減税の導入をしようとしている脳死状態の菅氏を代表として選び、首相を続けさせるかの選挙である。参議員選後、菅首相は代表選を睨み、消費税増税と企業減税を取り下げ、「国民生活第一」の政策の実行へと変心しようとしているが、人の顔色や状況を見てこんなに主張がころころ変わる首相は信用出来ない。また菅首相は昨日の報道で自民党とのパーシャル連合も考えていると報じられている。しかし谷垣総裁は衆議員選挙のマニフェストの撤回が条件だと言っていたはずであり、菅首相の言動には全くあきれてものも言えない。

何れにしろ民主党は再度「国民生活第一」の政策を掲げ、再度連立政権を構築し、参議院のネジレを解消できる最適な人を菅首相の対抗馬に立てるべき時である。そうしないとネジレ国会のままでは「国民生活第一」の政策は向こう3年間で実現不可能であろう。これが実現可能な民主党の政治家は誰か、小沢一郎しか居ないであろう。

メディアは世論調査の結果として、民主党代表に小沢一郎は相応しくないと言っているが、今回の代表選挙は国民一般による選挙ではなく、メディアの世論調査は全く参考にならない。選挙権があるのは民主党国会議員と民主党党員とシンパと言われるサポーターのみであり、しかも彼らは今回の参議員選挙は何のために惨敗したか一番身にしみて分かっている。そうでなくとも参議員選敗北の責任は誰が採るのかと思っている人も相当居るはずであり、その人達の票がどう動くかは言わずもがなである。

今回小沢一郎にはまたとないチャンスであろう。幸い検察審査会の議決も投票日前には行われないと言われており、絶好のチャンスである。今回起たずに、その後検察審査会に万一起訴され、二年先の代表選まで裁判が長引けば、求心力は低下するばかりか、代表選への立候補も不可能であろう。そのことを考えれば今回起つべしである。

選挙の結果は水物であるが、小沢が勝てば圧勝、菅が勝てば辛勝であろう。しかし例え小沢氏が惜敗しようが、国会議員の得票数で菅首相を上回ることは確実であり、小沢にとっては戦わずに迎合するより、党内での発言力は今より遙かに強くなるはずである。そうなれば党内人事と内閣人事での影響も増大し、ひいてはメディアや経済界に支持されている菅首相の消費税増税と企業減税を一旦葬り去り、「国民生活第一」の民主党政治へ引き戻すことが出来るであろう。

仮に菅首相が小沢氏は今回も黙って引っ込んでいてくれと言うようでは、次の臨時国会で法案一つ通せず、菅内閣は立ち往生し、総辞職に追い込まれることは必至で、いずれにしろ早晩小沢氏に出番が廻って来るであろうが、それでは野党に追い込まれた状態での出番となり、今であれば組める連立もその時は組めないであろう。また検察審査会の結果もどう出るか分からず、今が起つ絶好のチャンスである。
0001 政党ウォッチング(第八期) 厚顔の美少年 2010/08/13 21:32
  因みに先の参議員選挙に候補者を擁立した政党(略称含む)は次の通り12政党でした。その他に候補者を立てなかった日本新党があります。

民主党、自民党、みんなの党、公明党、共産党、社民党、たちあがれ日本、国民新党、新党改革、幸福実現党、日本創新党、女性党